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Malaysia-Singapore Second Link @Singapore [Singapore]

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―DAY5―  6月21日

赤道近くの国は6:30というのにまだ夜が明けておらず、闇に覆われたままだ。

静かに友人宅を後にし、暗い歩道を歩き、始発駅からMRTに乗り込むと車内は意外にも満席状態だった。
ガラガラを予想していたので少しばかり気後れしながら、空いている席を探し、腰を下ろすと、
駅を重ねるごとに人が増え、車内は満員電車へと変貌していった。

通勤ラッシュを嫌ってか、あるいは涼しい時間帯に通勤したい、というセンシティブな通勤者だろう。
これからオフィス近くであるいはデスクの上で、かつての自分と同じように朝食を食べるのかもしれない。

『Paya Lebar(パヤ・レバ)』駅で降り、『Tanjong Katong Rd.(タンジョン・カトン通り)』を歩く。

メールに書かれていた『Tanjong Katong Complex』はあっさり見つかり、出発前の不安は少し解消された。
JBやマラッカに行く『Queen Street Bus Terminal(クイーン・ストリート・バス・ターミナル)』と違う場所を
メールで指示されていたので、迷うことも想定して、早く出てきたのだが、
8:00出発のバスまで1時間近く余っていた、少し気合が入りすぎたようで。

ちなみにマラッカへは4時間、KLは6時間ほどのバス旅、以前、こんな感じでマラッカを訪れている。
https://delfin.blog.so-net.ne.jp/2008-06-24 (マラッカ紀行)

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その名の通りのコンプレックス・モールの中に進むと、小さなビルの中は休眠状態で薄暗い。
中では小さなスーパーが営業しているだけで、茶店かカフェで朝食を、という目論見はあっさり崩れ去った。
さらには辺りを見回してもバス会社らしく物影やカンバンなどがなく、
消えかけたはずの不安はふたたび首をもたげてきていた。

そのスーパーで朝食用に車内で食べられるパンと飲み物を調達し、レジのオバチャンに問いかける。

「KL行きのバスって、どこから出るの?」

「ねえ、KLのバスだって、アンタ知ってる?」

オバチャンは知らないらしく、品出ししているオヤジサンに声高に問いかける。

「ああ、アッチじゃねえか、たしか」

忙しそうに働くオヤジサンは別の出口の方向を指さし、そう答えた。

「アリガトネ、探してみる」

時間はたっぷりあったので慌てはしなかったが、小さなモールにバスの気配がないことが不安を掻き立てていた。

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再度メールをチェックしたものの、指定の場所も住所も間違えてはいない。
さらには早朝のモールには人影すらなく、尋ねる相手もいないので、
呆然とモールのタクシー回しでバスを待っているしかない状況になんとも落ち着かずにいた。
いてもいいはずのバス待ちの人もいないため、シビレを切らしてメールにあった電話に問い合わせを入れた。

オペレーターの女性は「そこでいいのよ、バスは時間に行くわ」と告げ、素っ気なく通話を終えた。

なにしろ出発場所の表示もなければ、バス会社のプレートもなく、バスを待つ人もいない、
あるのは不安要素だけ、という状況下で、エアコンの効いた出入口のガラス越しにバスを待った。(写真2)

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ショッピング・モールのムダに広い駐車場の奥には大型バスが数台止まっていて、ドライバーが休憩している。
ジッと座っていても不安が募るばかりでやりきれなくもあったので、歩み寄って教えを乞うた。(写真3)

「『KKKL』のバスってここでいいの?」

「うちの会社じゃないからわからんなあ」

ドライバーは煙草をふかしながら、悪気なくそう答えた。
その後も清掃のおじさんやキャリーバッグを引くアラブ系男性に尋ねたものの、
クリーン・ヒットの回答は得られないまま、時間だけが過ぎていった。

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駐車場の大通りに面した側では時折、バンやバスが停まっては誰かを乗せて走り去っていく。
現場や会社に向かう送迎バスのようでもあり、それがKL行きのバスのようにも見えてくる。

遠目でそれを見ながら、「乗り場を間違えていたら、置いていかれただけ」、
「1500円でオモシロネタを買った、と思うしかない」、
と8時を回った時計を見ながらそんな風にも考えはじめていた。

するとその時、広い駐車場の外郭に大型バスが停車した。

デイパックを肩にモールの出入口から駐車場の端まで走る、外気はすでに東南アジアの暑さ満開だ。
それらしいバスが来ているのに見過ごして置いていかれた、となると癪なので、考えることもなく走った。

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「これって、KL行き?」

息を切らし、バスに駆け寄りながらチケットをひらめかせて見せる。
バスにはネットで申し込んだ会社のロゴ「KKKL」が大きく記されている。

「そうだよ、乗って」

8:05にやって来たバスは汗だくの1名を乗せると、遅れたことを悪びれることもないまま、走り出した。
車内は今かいた汗が凍りつくぐらいエアコンが効いていた、乗客は6~7名おらず、エアコンの効きも格別だ。
途中、乗客を追加することもないまま、シンガポール国内を北に走り、国境に到着した。

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どうやら着いたのは西側の新しい国境『Malaysia-Singapore Second Link』のようだ。
今までのウッドランドとジョホールを繋いでいた『Johor-Singapore Causeway』が飽和状態となり、
西側に増設された新しい橋の国境だ、通称『セカンド・リンク』と呼ばれる。

新しく造られたため、通行料金が高く、利用者が少ないらしい。(写真5)

後で調べてみるとバス$5,6と$0,9、乗用車が$4,6と$1,2、新と旧で4倍も違うのようで。
10名も乗ってないバスで元取れるのかよ、といらぬ心配をしつつ、国境渋滞のないことに感謝した。
なにせ週末ともなるとウッドランドの渋滞はまったくヒドイ状態で、バスを降りる乗客たちとともに、
歩いて越境し、そのままバスに戻らず、2つの国を隔てる堤をJBまで歩いてしまった経験があるぐらいヒドイ。
https://delfin.blog.so-net.ne.jp/2008-06-22 (徒歩で国境越え)

8:40、一旦バスを降り、まずはシンガポールの「出国手続き」、そして先で待っているバスに戻る。
バスで国境の橋を渡った後、また下車し、今度はマレーシア「入国手続き」を行い、バスへ戻る。(写真6)
お定まりの乗り降りを繰り返し、国境を後にしたのは9:05、
旧国境に比べるとウソのような所要時間、出入国の審査場には行列すらできていなかった。

快適に国境を抜けた後、10:45のトイレ休憩までバスは休まず走り続け、優雅な睡眠を保つことができた。

11:10、郊外の大きなドライブインでトイレ・ストップをこなし、出発、(写真7)
13:50、ニョキニョキ生えた近代的なビルと激しい渋滞の出迎えでどうやらKLに着いたことが分かった。

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渋滞のさなか退屈そうなドライバーに「チャイナタウンのそばで降りたい」と告げると、
「もう降りちまいな」と素っ気なくアゴで示され、少し動いたところでドアを開けてくれた。

するとそれを待っていたかのように数人の客が荷物を抱えて降りていく、
そんな彼らに続いて慌ててバスを降りてみたものの、ここがどこだかまったく判らず、頭真っ白旅行者推参。
それはそうだ、KLは来たことがあるといってもバス・ターミナルしか知らないのだ。

覚えがあるらしい他の客たちは早々に消え去っていた、なんだか今日はよく戸惑う日だ。


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Water Way Point @Singapore [Singapore]

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―DAY4―  6月20日

友人はガイドの仕事へ、奥さんは用事があるとそれぞれ出かけて行った。

家事をするお義母さんを横目に、こちらは心地よい風が抜けるリビングで子守りを担当、
風が吹き抜けるリビングで子供とミニカー遊び、幸いオトコのコなので気を使うことないのが助かる。

クルマ遊びに飽きてくるとタブレットを取り出し、電源を入れろといわれ、
起動すると当たり前のようにお気に入りの動画を見ている、この年からタブレットもおもちゃ。
ケーブルTVのお気に入りチャンネルも彼が覚えているので、こちらはリモコンを操作するだけ、
この日本人はもっぱらベイビー・ボーイのリモコンのリモコン的存在。

実はお義母さんの家事も料理だけ、掃除や洗濯は「アマさん」と呼ばれるお手伝いさんが担当している。

古くから共働きが当たり前で、外食が通常化しているこの国では家庭に「包丁がない」ことは当たり前、
作るよりもテイクアウトがラクで片付けの手間も必要なくなるから、「包丁」自体が不用品の扱い。

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朝食は職場近くでトースト&コーヒー、ランチは近所のホーカーズに食べに出て、
帰りには好きなものを打包(ターパオ=テイクアウトのこと)して、家で皿に開けて食べる、
と三食すべてが外食でもシンガポリアンにとってはなんのフシギもない。
ホーカーズや屋台メシはモチロン、レストランでもテイクアウトできないメニューはない上に、
作ると片付けるの両手間が省け、自炊するよりも安いのだから、包丁がなくなるのは自明の理デスネ。

この国で働いていた時は9時にオフィスにいくと、希望する人を取りまとめ、誰かが電話。
すると数十分後に1階にある店から「カヤ・トースト」と「コピー(コーヒーのことね)」が届けられる。
確かこのセットで$3(当時210円ほど)しなかった、ツケ払いで月末に払っていたっけ。

初めの頃は上司にならって「ハム&チーズ・トースト」にしていたのだけれど、
東南アジアならではの甘ったるいコーヒーとのヘビーなコンビネーションでは「デブ満載」と思い、
「カヤ・トースト」と「コピー・コソン(コーヒー・砂糖抜き)」に変えてもらったな、ああ、懐かしい。

そういえば給与のほかに「ランチ代」が支給されてましたな、シンガはそういう会社が多いようです。

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共働きがホトンドのシンガポールではお手伝いさんを雇うことが当たり前。
住み込みの場合と通いの場合があり、大概はエージェントを通し、雇い入れる。
費用は月2~4万円ほどでインドネシアやフィリピンからの出稼ぎ女性がこの職に就いている。
この他国からの「出稼ぎ組」は週末となるとデパート前に陣取っている、観光中に見かけた方もいるのでは。
なにせデパート前は涼しいからね、そこでプチ・コミュニティ形成というワケ。

シンガポリアンにとっては小さいときから家にアマさんがいて・・・というのが当たり前なのだが、
日本人からするとこの「お手伝いさん」という存在がなんとも違和感タップシ。
友人宅で雇い入れているのだから、客人として同じように振舞えばいいのだが、
コーヒーひとつ頼むのもぎこちなくなってしまい、自分で淹れたほうが気楽だったりする。
元来、人に頼むより自分でやるクチなので、さらにね。

そんなこんなでお母さんが戻るまで子守りタイム、心地よい風とともに。

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母親が戻ってくるのを待っていたかのようにベイビー・ボーイはお昼寝タイムへ、
リビングが静かになったのを見計らって、お義母さんの手料理で我々はランチタイム。

淡い味のトマトのスープが絶妙、日本ではあまりこういう調理法でトマトを食べないものね。(写真4)

午後になり、日差しも戻って来て、暑さもやる気を出しはじめた。
高層階のリビングなので風は抜けていくのだが、出かけないことに罪を感じ、
エアコンの効いたカフェで仕事でもしようとモバイルPCを抱え、出かけることにした。
といっても駅の反対側に出向くだけだけど。

駅の反対側に「巨大ショッピング・モールができた」というハナシを友人夫婦に聞いてた。
デカイ、というショッピングモールを探索しつつ、電源もとれるカフェを探すことに。

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MRTノースイースト・ラインの終点でもある『ポンゴール』は、
駅前に大きなバス・インターチェンジがあるもの、小さなホーカーズとスーパーしかない郊外の住宅地駅。
そんな終着の駅に2016年1月「Water Way Point」という巨大ショッピング・モールが開業した。
http://www.waterwaypoint.com.sg/ (Water Way Point公式サイト)

シンガポールではバス・インターチェンジ(地下鉄とバスの乗り継ぎ点)があるMRT駅には、
駅ビル状態のショッピング・モールが取りついていることが多い。
世界的なファストフードのチェーン店のほかに、日本でもよく見る名前のショップのカンバンが並び、
フードコートがあり、スーパーがあり・・・、というのがある種パターン化しているのだ。

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MRTの駅からアンダーパス(地下道)を渡り、ウワサのショピング・モールへ。

想像していた以上にバカデカサイズでゴージャスなモールだ、366日来ない間にこんな変化があるとは。
見覚えのあるアパレルショップを眺めながら、レストラン街へ降りると、
「大阪」「北海道」・・・、見覚えのある地名が並び、
併せたように「丼」「鉄板焼き」「定食」とドコカの国でお馴染みの料理名のノボリが立てられている。
イタリアンやタイ料理店もあるのだが、半分以上は日本関連の店で明らかに「日本ブーム」を象徴していた。
しかも平日だというのにどの日本料理店もそこそこ賑わっている。

カフェを見つけては「電源が取れる?」と尋ね、いい答えを得た店でコーヒーをオーダーし、席に着いた。

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PCを広げ、仕事の連絡を済ませると、思いつきで浮かび上がった旅の算段をはじめた。
11日間の滞在でシンガに留まっているのもオモシロミがない、マレーシアに足を伸ばすのはどうだろう。
とはいえ、国境の町・JB(ジョホールバル)ではいつもと大差ないし、
世界遺産の町・マラッカには何度も足を運んだことがあるし、と思いつきも霧散しかけたが、
ふと「KLにでも行こうかな」というアイデアが湧いてきた。

KL(クアラルンプール)行きのバスが安い、なんてネタが、
シンガポリアンの友人との話しに上っていたことを思い出していた。

ほんじゃま、なんぼでいけますでしょ、と思って調べてみると、
曜日、時間帯によって異なるが、SIN~KLが片道$20ほど(≒1,500円)、
週末は出稼ぎや帰省客で値が上がるが、6時間の移動でこの値段とは。
https://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2016-06-22 (おんたいむKL)

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距離はだいぶ違うのにマラッカ行きのバスと大差がない、それだけ利用者が多いということか。
KLの安ホテルがRM60(≒1,500円)ほど、バスに合わせてKLに2泊しても悪くない。

トータル6,000円の海外旅行、ちょっとこれ、いいアイデアなんじゃない。

Water Way Point@Punggol

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Decathron @Singapore [Singapore]

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―DAY3―  6月19日

「お参りに行く」というのでついていくことにした。

仕事に出かけた友人を除き、奥さん、その母さん、お母さんの妹、アマサン(お手伝いさん)、
それにバギーに乗ったベイビーという陣容のちょっとした団体でお出かけ。
お手伝いさんが留守番をすることもあるが、アマサンも一緒に、というのが友人宅のスタイルらしい。

MRTで『Bugis(ブギス)』へ。

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旅先で子連れの小団体で動くことがないので、ちょっとオモシロ体験。
シンガポールはインフラが新しい国だけあり、かなりバリアフリーの整備が行き届いている。
MRTの駅構内にはかならずエレベーターが備わり、
最近は車内のドア横のシート(みんなに人気の席)はすべて「妊婦さん用の優先席」になっている。

この国でも少子化が問題、その一策としてまずは妊婦さんの優遇措置が提供されている。
MRTにバギーで乗り込んでも誰もイヤな顔はしないし、乗り降りを手助けする人が多いぐらいで、
煙たい顔をするどこかの国とは大違いだ。

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かつての職場のあったビルの裏手だった『ブギス』はすっかり様変わりして、
MRTの駅には2つも3つもショッピング・モールが隣接され、
『ビーチロード』沿いはニギヤカになり、ローカルを集める人気エリアに様変わりしている。
以前はオーチャードから離れていたので、ちょっと毛色の変わったエリアだったんですけどね。

ブギスの駅から横断歩道を渡ると土産物やアクセサリーを売る小さい店が軒を連ねる隘路が延びている。
色鮮やかなフルーツ・ジュースを売る店が人を集めている。(写真1)
圧縮した竹下通り、というと分かりやすいだろうか、日曜ということもあってゴミゴミ感は割り増しだ。

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擦れ違いに肩を交わし、身を翻しながら混雑した通路から開放されると果物屋の芳香が鼻腔をくすぐる。

向かいの『アルバート・ホーカーズ』の手前では、
「トライショー」のユニフォームを着たオヤジサンたちが退屈そうに予約の時間を待っている。
その脇を通り抜け、地元デパートの前を左に折れると唐突に人混みが現れる。

ここがシンガポールで一番古い仏教寺院である『観音堂』、本日の目的地。(写真3)

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ハデな色彩とそれにも増して次々と訪れる参拝客が明らかに日本の寺と異なっている。
門前では供物や花、大きな線香の束を売るオバサンたちが訳知り顔で出店を構え、客をさばいている。
どうやら今日はなにかの吉日と日曜が重なっているらしく、それで尋常じゃない人出らしい。
その人の多さはさながら初詣客の如し、なのだ。

奥さんとお母さんがお参りしている間、ベイビーを預かり、バギーで周辺をガラガラ歩く。
「即製おとうさん」と化してウロついていると、子供経由で話しかけられたりするのがオモシロイのだが、
残念ながら中国語はわからないのです、このおとうさんは。

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ランチタイムになり、ベーシックな中華レストランへ。

お参りしたあとは外食、というのが日曜の家族の流れらしい、あるいはベトナム・スタイルなのかな。
子供の頃、デパートに行って食堂でご飯を食べて、というのにも似た週末家族行事は世界共通。

食後に『ブギス』の駅で分かれ、こちらは『Bedok(ベドック)』へ向かった。

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ネットで見つけた巨大スポーツショップ「Decathron」が新しくできたのだ。

フランス系の大型店でヨーロッパで急成長のスポーツ・ショップなのだが、
ほとんどのスポーツ・ギアを自社ブランドで固めているのが他のメガ・ショップと異なる部分。
どんなスポーツでもカンタンに手軽に楽しめる、という感じなのかな。
なにせ旅先でもスポーツ・ウェアぐらいしか買うものないですからね、ちょと楽しみ。(写真8)

という目論見は早々に崩れ、真剣にスポーツ、テニスしているこちらを満足させるようなものはナシ。
客層はもっぱら家族連れ、「今度の日曜、スポーツでもしましょうか」というコンセプトのお店デシタ。
ただし球技からキャンピング、Xスポーツまでほぼすべてのジャンルを網羅していたのはサスガ。

肩透かしを食らった形になったが、それにはメゲズに見知らぬ駅を探検探索探訪。
近所のホーカーズで「テ・ペン(アイス・ミルクティ)」で一息ついた後、MRTで帰宅の途に。

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街歩きの熱を地下鉄のエアコンでタップリ冷やし、『Punggol(ポンゴール)』駅を降りると、
数時間前に分かれたベイビー・チーム、家族の一団と改札口でバッタリご対面、同じ電車だったのかな。

互いに「オおオ???」と声に出していた。


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Connecting Flight @Beijing [Singapore]

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―DAY2―  6月18日

朝からたっぷりと湿気を含んだ暑さに絡みつかれ、あらためて東南アジアにいることを思い知らされていた。

そんな朝にキッチリと起き出し、お義母さんが作ってくれた「ベトナム風スープ」で朝食タイム、
いや「風」じゃないな、ベトナム人のお義母さんがベトナムの調味料で作ってくれているのだから、
まんま「ベトナムのスープ」@シンガポールだ。(写真2)

野菜たっぷりの汁の中にフォーと似た麺を落とし込んで食べるのだが、こいつがシコタマうまい。
細い麺がスパイシーなスープを吸い込み、その旨味が長距離移動で疲れたカラダに染み込んでいく、
無限連鎖で箸が止まらず、スルスルと胃袋に入っていく、同時に大量消費的野菜吸収で健康まっしぐら。

多めに作ってくれたようですぐにオカワリが供さると「あなた、よく食べるから」と笑っていた。

スキキライなく出されたものは片っ端から平らげるのは子供の頃からの習慣、作法、流儀だ。
それが功を奏したか、前回の滞在からお義母さんのウケがいいぜ、と友人が笑っている。
今回の来訪を告げた際には「アレコレ料理作る~」とお義母さんは気合を入れていたそうだ。
寝床を提供してもらっている大いなる居候のくせに、まことに大飯ぐらいですいっません~。
スキキライなしは旅先では大きなアドバンテージ、特技としてSNSのプロフにでも記しておこうか。

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昨夜、『ポンゴール』の友人宅には日付が変って時計の針が1時を過ぎた頃合いにたどり着いた。

羽田を飛び立ったCA184便は3-3列座席の中型機で驚いたことにほぼ満席、
こちらのリクエストは通らず、悲しいことに窓際の席が割り当てられた。

将棋の穴熊状態で好きじゃないんだよなあ窓側、と思いつつ、
北京までの短いフライトとあきらめ、窓にもたれて、始発電車で運んで来た眠気に従うことにした。

フライトは定刻通り、ぴったり4時間で『北京首都国際空港』に降り立った。

ここは何年振りだろう、ツアコン時代に何度も出入りした空港だが「戻って来たなあ」という感慨はない。
社会主義国らしく飾り気も味気もない空港設備で、感動に浸るにはあまりにも無味乾燥だからだろうか。

案内板も手際がいいとはいえず、空港職員にはホスピタリティの欠片もなく、空港内は社会主義国感満載。
オタオタと戸惑い、ウロウロと迷いながら「国際線乗り継ぎ」という矢印をなんとか見つけ出し、
狭い通路に進むとそこでは「パスポート・チェック」、トランジットなのになんだコレ。

チェックを終えて階段を降りると、もう一度「パスポート・チェック」があり、データを読み込んでいる。

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どうやらこの国は乗り継ぎ客の個人データも欲しいらしい。
行列でしっかり待たされ、ようやく順番が来るとトランジットのスタンプを押され、軽い喪失感。
う~ん、残ページ少ないから乗り継ぎ程度でページを消費したくないんですけど、と思いつつも、
言葉にして社会主義国の公務員に抗えるわけもなく、おとなしく尻尾を巻いて、次の列に続いた。

狭い通路に並ばされたまま、今度はX-ray検査(手荷物検査)で待たされる。
乗継便では当然の手順なのだが検査機器が2列しかないため、進み方は致命的に遅い。
便数の増加に設備が追いついていない上に、余るほどいるスタッフの半分以上は無駄口に夢中、
そんな彼らがみなをイラつかせているのは明らかだったが、中国政府とやり合う物好きがいるはずもなく、
この不遇なる状況では「ロンドンから」という後ろの客とグチりあうぐらいしかやれることはなかった。
フライトで疲れたトランジット客はみなウンザリした表情で、きっとこの国が好きになった顔だろう。

艱難辛苦を乗り越え、ふたたび国際線ターミナルに解放された。(写真3)

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「Priority Pass」を使い、『AIR CHINA FIRST CLASS LOUNGE』へ。(写真4)
行列で時間を失いはしたがまだ3時間は残っている、シャワーを浴び、イラつく気分と汗を流し、
遅めのランチを摂ってのんびり過ごすことにした。

シンガポールへ飛ぶCA969便は3-3-3の配列、席番65番まである大型機材だがほぼ満席だ。
バス搭乗を経て、席に着くと機材点検で1時間ほど飛び立てない不遇、
とはいえこちらはラウンジでしこたまランチを詰め込み、シャワーでスッキリしていたので、
席に着いた時点で大いなる眠りに包まれ、離陸も知らない有り様だった。

当然、遅れを取り戻すフライトになるかと思いきや、定刻21:40のフライトは22:50に到着、
遅れた上に利息までつけて、チャンギ空港に降り立つことになった。

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幸いなことに入国審査はガラガラ、スルー状態でターンテーブルに向かうことができたが、
肝心のバゲージがなかなか出てこず、最後までこちらをイライラさせてくれた、中国ってやつは。
最終バスは23:50、ターンテーブルの根っこに張りつき、腕時計とニラメッコの時間が続いた。

23:40、ようやくバゲージがご登場、機材のドアを出てから30分以上もかかっているじゃないか。
発見の瞬間にカートに乗せ、気分的には青ざめながら、地階の市バス乗り場へ駆け下りた。

「XX番のラスト・バス、行っちゃった?」並んでいたシンガポリアンに尋ねると「来てない」とのこと。
安堵して列に並び、額の汗を拭っていると制服姿で帰宅するオンナのコにくすりと笑われた。

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23:50、時間通りやって来た最終バスは冷蔵庫並みにエアコンが効いていてシンガポールらしかった。
その車内でも止まらない汗を拭っているとさっきと同じコたちにふたたび微笑まれた。
車内で友人に電話を入れ、バスを掴まえたことを伝え「1時を過ぎることになるかも」と付け足した。

ちなみにシンガポールではバスだろうがMRT(地下鉄)だろうが、車内での通話はおかまいなし。
訪問した国でいうと車内で通話できない国というのは、世界中で日本だけのような気がします、ハイ。

午前4時に家を出て午前1時に現地着、通常なら10時間ぐらいのところを21時間かけての道のり。

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短期の旅行であるなら、もっともいい時間でもっとも早くたどり着くことをオススメします。
5日間で20万円の旅としたら、一日のコストは4万円、それを移動に費やすのはモッタイナイ。
ハッキリ書くけど、安くても乗継便はオススメしません、遅延や変更のリスクもありますからね、
限られた旅の時間をムダにしないリスク管理は出発前でもできるのです。

こちらは11日間の滞在、遠回りしても安いしマイル貯まるしという極ヒマツブシ的選択ですから。

重ねて行程に「移動」が多くなる旅はオススメしません。
さすがに昨今「ヨーロッパ10日間5ヶ国周遊」なんてのは人気がなくなりましたが、
これなんかもう移動~見学~移動~見学~移動の毎日ですからね、ホテルで荷物広げるヒマもない。

短期のアジアでもアッチ行ってコッチ行って・・・って、一度の旅で盛り込みたくなるのはわかりますけど、
バスに乗っている時間、地下鉄移動でロストしている時間のことを考えましょうね。

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などと書き連ねている自分を正当化するかのように、お義母さんの朝ご飯のあとは出かけもせずのんびり、
午後の深い時間になってから、ブラリと近所のスーパーに出かけた。
お決まりのグァバ・ジュースとヨーグルトを買い、$1のスイカ・ジュース片手に疲れたカラダを解し歩いた。

移動の疲れをなんとなく引きずっているので、到着初日はスロー・ペース、今日はこれでオシマイ。


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Fly to SIN via PEK @Beijing [Singapore]

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―DAY1―  6月17日

行き先未定で航空券を探していた。

地元で行われたテニス・シングルスの公式戦は歯がゆい結果で終わり、
勝ち残っていればやってくるはずの次戦予定はポッカリ空白に。
仕事の山も越えていたので、空いた日程と心の隙間を埋める格安航空券を探し求めていた。

格安航空券、アジア圏での「底値」相場を語るなら、
韓国なら2万円以下、香港なら3万以下、シンガ、バンコクの遠方なら4万程度、
これはモチロンFSC利用でのオハナシ。

LCCの「プロモーション・チケット」や「セールス」となるとこのワクにはまらけど、
直前予約となるとLCCにメリットはナシ、FSCに軍配が上がる。
同価格なら誰だって荷物超過の心配なく、のんきに飲み物を飲めるFSCに乗りたいよね。

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それと安いチケットを探したいならまずはその国のフラッグ・シップ(旗艦)=自国便は外すこと。

シンガならシンガポール航空(SQ)、バンコクならタイ航空(TG)がこれに当たり、
価格は格安航空券の底値から3~5割増しが当たり前。
日本発着の場合、ANAやJALがこれに当たるので必然、安いデモノは少ないと思っていいデス。
ビジネス・ユーザー向けにいい到着時間をおさえていて、価格設定が高くても払うのは会社なのでね。

ハッキリ書いちゃうと「やっすいチケットなんて売らなくてもいいのですよ」というのが航空会社の姿勢。

ツアーや格安航空券の客を10人乗せるなら、ビジネスクラス(C席)1人運んだ方が利益率は高いからね。
「空気運ぶよりマシ」状態で市場に吐き出されるわけですね、「格安航空券」の類は。
なので翼より後ろの席に座ることになったらあきらめてください、オマケの席です、ソコは。

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「4万円出してタイ」をぶらつくか、はたまた「4万円でシンガ」に里帰りするか、
画面をニラミつつ、旅行系サイトを踏み散らかしていると「羽田発4万円」というチケットが目についた。

中身は中国国際航空(CA)=エア・チャイナの羽田便、北京乗り継ぎはメンドくさかったが、
4万円という価格とCAがスターアライアンス・メンバーであることに気を惹かれた。

前述と同じ理由で、ビジネス・ユーザーが多い羽田出発は成田発より必然、値が張るわけですね、
都内からの利便性の高さから、成田への交通費を差し引いてもまだ羽田発は高い。

重ねて収益に結びつかない格安航空券は「マイル加算率0%」なんてモノが多いのです、
ツアーでマイルがつかないのはこのパターン。
ところがCAのこのチケットはマイル加算がある、50%加算だがつかないよりはありがたい。
かつてユナイテッド航空(UA)やデルタ航空(DL)などは格安チケットでも100%マイルが貯まったので、
東海岸往復+アジア往復でもすれば、日本の国内線に換えられるぐらいのマイルが貯まったんですよね。

IMG_6245.jpg

「羽田発ならいいんじゃない」とか「北京乗り継ぎがメンドウ」とかツブヤキながら、
旅行会社ごとの価格を見ると3万円台で売っているところがあったので、こいつをクリック&決済完了、
こうして366日ぶりのシンガ行きが決定、チケット代金はこんな感じ。

航空券代金     :19,000円
空港施設使用料  :2,670円
海外諸税      :5,870円
燃油サーチャージ :3,800円
-------------------------------
合計      :31,340円

シンガ往復で3万円なら上出来、FSCでバゲージも預けられ、マイルも貯まるわけですし。

旅を重ねていると「そんなに安いチケットはどこで買うの?」「その値段は片道?」、何回いわれたことか。
昨今の航空券に限っていえば、安いものを探す方法はネット一本、店頭販売に安いものナシと言い切っていい。
航空会社と旅行会社のサイトをただただ検索するだけ、みなさんスマホ持ちで手軽なはず。
ネット販売の普及で最近はウラワザらしいものはなくなりましたしね、難解ではありませんぜ。

ちなみに海外航空券においては「片道」は格安航空券の往復とさして値段が変わりませんので、
上記質問はナンセンス、留学や駐在者以外は買わないと思われ。
ツアーなどでパスポート失くしたり、病気になって帰国日をズラことになると本来の格安航空券は破棄、
あらためて買う帰りの片道チケットは確実にツアー代金より高くなりますので、ご注意を。

安いチケットを探したいというアナタ、バナーにもあるスカイスキャナー楽天トラベル
トラベルコ、Yahooなど旅行系サイトで検索し、次のデータを収集していくと安いデモノを掘り起こせるかも。

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#1 その時期、その月、その曜日の相場を知る。

#2 航空会社、便名をチェック(直行便か、マイル貯まるか、時間帯など)。

#3 同じ便名でもサイト、旅行会社により価格差があるので、他で検索して比べてみる。
   通常、表示の金額は「航空券代金」のみ、そこに「空港使用料」が5千円ほど、
   代理店手数料が2~5千円がプラスされるので、かならず「総額」で見ることが大事デス。

という感じで行き先の「相場感」を把握、今回は#3の適用で3,98万が3,1万になったんですね。

それらに合わせて「ハイシーズン」「連休を外す」こと、
この時季は航空会社も旅行会社もまさに「ふっけかけ時」=稼ぎ時なので安くする必要がないのでね。
逆を言えば、その時期の前後は値段が落ちるのがマーケットの実情、
GWや正月に行きたいなら、連休前に出発とか連休後に帰国とかの工夫をすれば、デモノが見つかります。

あとはもうメンドくさがらず、ひたすら検索、なんのためのスマホじゃあ、わたしゃPCだけですぜ。

2016/06/17 08:30/11:20 CA184 HND/PEK
2016/06/17 15:35/21:40 CA969 PEK/SIN
2016/06/27 00:15/05:50 CA970 SIN/PEK
2016/06/27 08:20/12:30 CA181 PEK/HND

北京乗り継ぎの際には「Priority Pass」でCAの「ファーストクラス・ラウンジ」が使えるので不安ナシ。
行きは4時間、帰りは3時間の北京乗り継ぎ、ラウンジで暮らせなければこんなチケット買いませぬ、
乗り継ぎ便はただただ疲れるのと時間のロスですので、短期休暇の方にはオススメしませんよお。

IMG_5713.jpg

始発の赤い電車は「羽田空港直通」というシロモノ、座っているだけで空港まで運んでくれる、
京急蒲田で向きは変わるけど。

ということで3万円のチケットでシンガポール里帰りへの道のり、故郷じゃないけど里帰り。


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かえります! from Singapore via Beijing [Singapore]

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気がつけば帰国日です、いつも通りの書き出し、工夫のない文頭ですみません。

日付変わっての「0:15出発」ですので、正確には帰国は翌日=27日ですが、
26日夜の時点でチャンギに到着、2017年の旅は完結を向かえつつあります。

がつがつと意欲的に観光しても、ぼやぼやと無為に過ごしても、どうして旅の時間というのは早いんでしょ、どこかで徴発されて22時間とかになってんじゃないのかな。

あいかわらずのんべんだらりと過ごしてますが、時折、友人家族に誘われ、オイシイモノ食べに。

「ペッパー・クラブ」に齧りつき、「田鶏のお粥」を頬張り、(なんだかは検索してね)
「スティーム・ボート」を囲み、「ドリアン」に齧りつき・・・。
という感じですが、まあ、ナニカを食べに出かけたり、探し歩いたりはしておらず、
誘われたら乗っかり、なにもなければフラリとホーカーズへ、という感じ。

そんな感じで食生活ものんべんだらり、狙い続けているのは「スイカ・ジュース」ぐらいでしょうか。

IMG_5174.jpg
クリスマス・シーズンとは無縁の住宅エリアで過ごし、時折、フラリと出かけるわけですが、
24日の日曜などは人混みを避けるべく、おとなしく自宅待機していたわけですね。
25日の月曜になって、買いたいものがあるので馴染みの店などに出向いたんですが、どうにも人が多い、

日曜と変わらない人の量に「ムムム」となりながら『Bugis(ブギス)』を歩いたわけですが、
やはりどうにもこうにも人通りが激しい。
ぼんやりした感じでそのままドライフルーツを買いに問屋に出向いたら、なぜか閉まってる。

「あ!」ここで気づきました、日本人。
今日は「クリスマス・デイ」、こちらでは祝日なのですね、すっかり忘れてました。

月曜の祝日が重なり、がっつり3連休なわけです、この国は。

あらららと肩を落とし、やむなく『Sim Lim Square(シムリム・スクエア)』に潜り込み、
PCパーツの漁り歩きにも飽きて外に出ようとしたら、迎えてくれたのは激しいスコール。
ゴロゴロと予告編が聞こえていたのでイヤな予感はしてましたが、もう地面をバシバシ叩く激スコール。
ダメダコリャ、とビル内に戻ると多くが店じまいの雰囲気、これも祝日だからかな。
http://4travel.jp/overseas/area/asia/singapore/singapore/shopping/10440702/ (Sim Lim Square)

降っては止み、止んでは降っての間隙をついて、すぐ隣、懐かしのホーカーズへ駆け込んだ。

なにが懐かしいかというと、かつての職場のすぐそばなのですね、この辺り。
ネクタイ姿で初めてランチを食べたのもこのホーカーズだし、
仕事帰りにガイドやドライバーと飲み食いしていたのもこの界隈。
まあ、今じゃ、すっかりキレイになってますけどね、かつてはけっこう薄汚いエリアだった。
『観音堂』やデパートの『OG』、『シムリムスクエア』などは変わることなく、お元気そうで。
http://singapore.navi.com/miru/26/ (観音堂)
THETA@MRT Orchard 
Christmas day in Orchard #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA


スコールもおさまったのでもののついでに足伸ばすかと、MRTで『Orchard(オーチャード)』へ。
シンガポールは毎年来てるけど、オーチャードは何年ぶりだ?(写真3)
駅改札からオーチャード通りに出たら、渋谷スクランブル交差点並みの人混み、ナニ?コレ?

スマホ片手のカメラマン多すぎ、自撮りに記念写真、ハイ!ポーズ! で固まっている人が道を塞ぐ。
その人波をかき分け、縫うように『Somerset(サマセット)』まで早足で歩き抜け、やっとカオスから脱出、
地下鉄駅にたどり着き、やっぱり来るんじゃなかったと猛省しきり。

ドライフルーツのほかには中華系調味料を買い漁るぐらいで、特に買いたい物もなし。
やったことといえば、合間を見て、$7(!)で髪切ったぐらいかな。

特別な夜が特別に過ぎていくわけでもなく平素な一日の如く、2017旅も終わりを迎える。


PS;
のんきに旅も終わりと思っていたら、チャンギ『Dnata Lonuge』にて大きな失策に気づいた。
コーデュロイのGジャンを友人宅のハンガーに忘れた、滞在中はいらないから下げといてもらったんだ。
あ~あ、シャツ1枚で来ちまったい。

乗り継ぎの北京は空港ビル内の滞在だからなんとかしのげるだろうけど、
どうしよ、日本・東京・羽田空港、どうしよ、神奈川・京急・自他への道のり。

天気予報じゃ10度を下回るらしい、幸い到着は昼時だから、あったかい時間帯ではあるけど。
シャツだけじゃあ、どう見たって変な人@トーキョー、半袖シャツの4~5枚でも重ねて着ますかねえ。

27, Dec. 2017@Dnata Longe, Changi A/P


MRT Bugis

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「カードの年会費10,800円は高い!」と思うかもしれませんが、
『ビジネスクラス・ラウンジ』の利用料は1回US$30ほど。
1度の海外旅行で日本出発時に1回、帰国時の空港で1回、往復2回ラウンジを使えるわけですから、
年間2度、海外旅行に出るとすでにモトは取れてしまいます。
空港によっては国内線でもラウンジ利用可能ですから、帰省時や国内旅行でも便利!

そのほかに「トラベルコース」を選べば、年2回の『手荷物宅配サービス』が付帯しますので、
単純計算で1,500円前後x2回分が浮いちゃいます。
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実際に利用した各都市空港ラウンジの報告記はこちらのリンクから!
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-05-23 バンコク・スワンナプーム(BKK)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-08-16 マニラ・ニノイ・アキノ(MNL)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-08-20 シンガポール・チャンギ(SIN)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2014-05-06 ソウル・インチョン(ICN)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2015-09-29 アブダビ・インターナショナル(AUH)
http://delfin3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-21 香港・チェクラップコク(HKG)


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赤道近くのクリスマス from Singapore [Singapore]

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クリスマス・ウィークエンドながら、のんびりTシャツ、短パンで過ごしてます。

以前暮らしていた街なので、どうしてものべのべしちゃってます。
ドコ行ってもそうじゃねえか、というブログを読まれた方の声が投げつけられている気もしますが。

赤道直下のこの国はクリスマス・シーズンは雨季の入りたて。
地元っこに聞くと「クリスマス=雨のイメージ」という答えがやってきます。
とはいえ、来星からこちら、雨が降ったのは一度だけ。
「一度」と書いたのは「雨」といってもあくまで「スコール」ですからね。

MRT(シンガポールの地下鉄)、ムラサキ色のNE線(ノースイーストライン)の終点、
『Punggol』(地元発音ではボンゴール)にある友人宅に転がり込んでいるのですが、
ほぼ旅行者とは思えない日々の過ごし方。

友人夫妻の3歳と1歳のベイビー・ボーイの子守役、
あるいは不在の際の留守居役、宅配便受け取り役、ともう役回りいろいろ、日常生活満載。
炊事役や洗濯役はお義母さんが賄っているので、そちらは回ってきそうにありませんが。

似たようなタイミングで奥様の妹と叔母が逗留していて、家の中はちょっとした「大家族ものがたり」。
みなでご飯を食べて、みなで買い物に出かけ、みなで参拝に行き・・・とわっさわさしてます。
日頃、孤独死しかけた生活ですからね、たまにはこういうのもアリかな。

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さて半年ぶりのシンガポール、
前回、訪れたぐらいから「シェア・サイクル」を見かけるようになったんですね、駅前とかで。

アメリカやヨーロッパでは普及していたので、おお~、ようやくアジアにもご登場か、という感じで。
街歩きの旅行者にはけっこう重宝、写真撮るのに適しているのですね、自転車って。
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08 (シェア・サイクル@デンバー)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2014-12-27 (シェア・サイクル@リュブリャーナ)

ここシンガポールでは3社ほどが急速拡大、ドハデな車体がアッチにもコッチにも止まっている。
酷いとビルの中や公衆トイレの前などにも置かれていて、
誰かが使っている途中なのかなと思ったら、そうじゃないようで。
キオスク・スタンドなし、アプリで登録し、GPSで探し出して、乗り出し、乗り捨てが自由なのですね。

この無法というか粗雑というか、放逐の状態がけっこうアグリーというか厄介というか。

きちんと管理することが好きなこの国に似つかわしくないのですね。
ホーカーズだろうが、オフィスビルだろうが、そこいら中にハデな自転車がほかされて(笑)あるわけですね、

まさに「所かまわず」とはこういう時に使う言葉。
中国でもニュースになってましたよね、シェア・サイクル山積み状態、それに近い状態になりつつあるかも。
このままだと管理したがる政府の鉄槌、怒りオヤジのゲンコツが振り下ろされるんじゃないかなあ。



もうひとつは「キックボード」、一年ぐらい前から若者に人気です、あ、子供のやつじゃなくて電動ね。

こいつがこのところご年配にも普及してきている。
日本だとナンバー付けないと(バカみたいな規制地獄)公道を走れませんが、
こちらでは歩道でも車道でもOK、じいちゃんが華麗に駆け抜けていったりするのでコミカルでもあり。
折りたためるのでMRTにも乗り込めますしね、出先で重宝しそう。

電圧も異なるのでけっこうパワー出るんですね。
友人が持っているので時々借りて出かけてますが、けっこう快適。
出発前、すっかり足腰衰弱男になってしまったので、キックボード乗っている場合じゃないんだけど、
ちょっとそこまで「テ・ペン」(なんだかはブログ内を検索してね)買いに~、なんて時はベンリ~。

管理したがる政府なんですけど、こういった部分は自由なんですねえ、
なんでも規制かけたがる政府ってはホント厄介、困りもの、規制緩和ってどこいったんだよ。
どうやら本気で「出国税」取るって、時代に逆行しているよ、バカじゃないのか。

IMG_5010.JPG

この週末はクリスマス・ウィークエンド、オーチャード・ロードはクリスマス・イルミネーション花盛り、毎年コンテストが行われるからね。

教会では頻繁にミサが行われている、少しばかり祈りでも捧げようか、クリスチャンじゃないけれど。

23, Dec. 2017 @Happy Holidays from Singapore!!!


MRT Punggol


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いってきます! Fly to Singapore via Beijing [Singapore]

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格安航空券のくせに羽田空港『ANA LOUNGE』にいます。

10月に出向いた「ラスベガス&セドナ取材」の記事が11月を終わっても仕上がらず、
12月に入ったら休暇がてらシンガポールに飛ぼうかな、などという淡い目論見は泡と消えたわけで。

ロー・シーズンでもある12月上旬、
4万円を切っていた格安チケットが日を追うにつれ、値上がっていくのをジリジリと見つめていた。。
値段見ては仕事して、検索しては仕事して・・・、の繰り返し。

今月もPCの前に座り続け、出かけることなく書き続ける日が2週間ほど続き、まさに「缶詰め状態」。
こんな単語を使うとさながら流行作家のようでカッコいいけど、状態としてはほぼ「引き籠り」、
食料調達のスーパーと飲み物仕入れのコンビニに出向くぐらいで「籠城」といっても過言ではなく。
恒例のナイターテニスも全く出向けず、ただただPC前にいるの巻。

久々にテニスに出向くと目も当てられない状態が。
ひと月旅に出ても身についた打ち方は忘れなかったのに、「籠城」で足腰にガタがきたのか、
全然踏み込めず、教会で呪いを解いてもらわないといけないぐらい「攻撃力」がない。
そりゃあ、連日、歩いた最長距離が玄関のポストじゃあ、それは「呪い」じゃなくて「衰弱」だわさ。

ダメダコリャ、とドリフ調に思い立ち、〆切を上げた後、格安航空券を検索しまくるも、
シンガポール行きはすでに4万円後半に値上がっている。
相場よりも高い値段出して行く気も起きず、
あきらめつつ「筋トレでもするか」と再度WEBとニラメッコ、やぱりあきらめ悪い。

IMG_4872.jpg

するとひょっこり「行きはビジネス、帰りはエコノミー」なんて変わったチケットが6万円で売り出されていた。

エアラインはこのところご愛用の「中国国際航空(エア・チャイナ)」、
北京経由とメンドクサイが羽田発で4万円を切り、マイルも貯まるのでシンガポール行きには悪くない。
http://delfin3.blog.so-net.ne.jp/2017-06-15 (北京経由シンガポール行き)
LCCもあるにはあるが、経由便が多く、LCCの安いチケットのメリットが少ないのでね。

ちなみに同社のシンガポール往復ビジネスクラス・チケットを調べると12万円ほど。(これも安いけど)
片道なら半額の6万円、そこに帰りのエコノミー・チケットがついてくると考えれば、安いんでないかい。

羽田は「プライオリティ・パス」で使えるラウンジもないしね、
「ANA LOUNGE」で朝食を食べられるならありがたい。
重ねて「優先チェックイン」、バゲージも3つぐらい放り込めるだろうし、
友人のベイビーのオムツ(日本製は現地では高いのだ)や離乳食も気軽にチェックインできるよな。
ロング・フライトをフル・フラットで寝て行けるのはデカイしね。

ということで、出発の3日前にポチッとクリック、決めちまった。

フライト・スケジュールはこんな感じ。

12月19日 08:30/11:30 CA184 HND/PEK ビジネスクラス
12月19日 15:35/21:55 CA969 PEK/SIN ビジネスクラス
12月27日 00:15/06:20 CA970 SIN/PEK エコノミークラス
12月27日 08:35/12:50 CA181 PEK/HND エコノミークラス

価格はこちら。

【航空券料金】   50,500円
【国内空港使用料】 2,670円
【その他諸税等】  9,770円
【クーポン割引金額】2,000円
-----------------------------------------
【金額計】     60,940円

IMG_4884.jpg

11月のソウルで2017年の旅は終わりかな、と思ってましたが、
急遽、シンガポール里帰りを捻じ込んじゃいました。
相場よりも割高だけど、+2万円でビジネスクラスなら安上がりだと思われ。

というわけで赤い電車の始発=「羽田直通」でたどり着き、
まだ暗い早朝の『ANA LOUNGE』で朝ごはんのお時間。

クリスマス・イルミネーション華やかな南の国へいってきます!

19, Dec. 2017 @ Haneda ANA Lounge


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かえります! from Singapore via Beijing [Singapore]

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深夜のチャンギ空港、ターミナル1の『Dnata Lounge』にいます。

この空港では「Priprity Pass」があると、3つのターミナルで10のラウンジが使えます。
今回出発のターミナル1では3つのラウンジの利用が可能、
ここはシックな感じの間接照明で落ち着いた雰囲気、3つのなかでもここが一番気に入ってます。

食べ物も充実、アルコール類も豊富、もっともほぼ酒は飲めないのでラウンジ利用はもったいなし。
おまけに夕食を友人と一緒に『Changi Terminal 2 Staff Canteen』で食べて来たものだから(写真3)、
シャワー浴びて、大人しくコーヒーを飲んでます。
それでもまあ、搭乗時間まで居場所がある、というのは大いなる恩恵ですね。

まあ、チャンギなら免税店みても公園ぶらついても映画館にいてもPCいじっても横になっても、
なんでもできますけどね、居場所も滞在スペースもたくさんあり、暮らしたくなるような空港です。

あ、ちなみに現在、ターミナル4、5を建設中、世界一の空港はまだまだ成長中。

さてナゾの「毎月インドネシア」から戻ると13日間の滞在もすでに昇華、帰国日は目の前です。
しかも出発便は0:15、なのでラスト13日目は15分だけのオマケみたいなもの。



21日水曜にフェリー(といってもジェットホイルのような船体)で、
インドネシア・カリムン島『タンジュン・バライ』へ向かい、そこで2泊。
その後、また船でおとなりのバタム島へ移動し、そこでも2泊。

気の置けないシンガポリアンの友人との二人歩きなので、
オイシイモノを食べてはちょっとだけジャランジャラン(インドネシア語でぶらぶら歩きのこと)、
熱い時間はエアコンの効いたホテルで過ごし、
陽が沈む頃にまたオイシイモノを探して街を歩く・・・の繰り返し。

『タンジュン・バライ』ではバイクを借りるはずだったインドネシア知人にはぐらかされ、
ショッピングモールもスーパーもないホントにド田舎な町をジャランジャラン。
ただただ人は穏やかで水を買う売店のオヤジさんと馴染みになったり、とこころはただただ穏やか。
なにせホテルはA/C付きのシングルで10,000RP(≒800円!・ただし水シャワー(笑)

その後、渡ったバタム島も田舎の島なんですが、人とクルマの多さはさながら「都会」。

ここでは新築のデザイン・ホテル(それでも3500円ほどで朝食付き)に滞在、
ショッピング・モールでちょっとばかりテニス・ウェアを探す程度で、
やっぱりオトコ二人は買い物もしないのでウマイモノ食って、ジャランジャランして部屋でダラダラ。

シンガポールから自ら赤道に近づいてきたようなものですから、まあ、アチイアチイ、
部屋のエアコンが愛おしいことこの上なし。

ここでは知り合いがクルマでアッチコッチ案内してくれましたが、
名所旧跡もない田舎の島なので、やっぱり喰っちゃ寝喰っちゃ寝と、いつもにも増して罰当たりな旅行者。
友人の休暇に同行した形なので、ストレス・フリーが原則ですね。

我々の行動を縛った大きな原因がありまして。

IMG_0685.jpg
この週末はラマダン(イスラム教の断食期間)が明ける『Hari Raya Puasa(ハリ・ラヤ・プアサ)』、
これに思いっきりぶち当たってました。
「イスラムの正月」という印象ですね、マレー、シンガ、インドネシア圏では帰省の大移動、
イスラム暦で数えるものが今年は週末に重なったので、大変なことになってました。

インドネシアでは『Idul Fitri(イドゥル・フィトリ)』などと記しているWebサイトも多いですが、
こちらでの正式名称が『Hari Raya Puasa Idul Fitri』のようです。
地元の人はマレーやシンガ同様に『ハリラヤ』という呼び方をしておりましたよん。

この祝祭日期間にインドネシア2,5億の人口がもぞもぞ動き出します。
クリスチャンやヒンドゥ教徒のバリニーズ、中華系にとっても大型連休であることに変わりはなく、
宗教関係なしの日本の年末年始、その倍の人の動き、と想像しておいてくださいまし。

そんな状況なのでシンガポリアンの友人が月曜の出勤が叶わなくなるとエライことになるので、
一日前にハーバーに乗り込み、日曜の午後便を抑え、帰りの足を確保、なんとかひと安心、
のんびりオイシイご飯を食べました。



土曜、断食が終わる日没後は街は大騒ぎ、各所で花火や爆竹が鳴らされ、
荷台に若者を乗せ、トラックはニギヤカにモスクへ。
バイクはクラクションを鳴らし、爆音を轟かせ、モスクからは夜通しアザーンの声が響き渡ってました。
催しに参加したり、目の当たりにしたわけではないですが、独特の雰囲気に浸れたのは胃腸な体験かな。

それよりも悲劇はシンガポール帰国の途。

最新鋭の双胴船は揺れもせず、静かに70分でシンガポールへ到着、
『ハーバー・フロント』(旧ワールド・トレード・センター)へ帰り着いたわけですが、
入国審査の列に並ぶこと90分・・・ヒザ砕けました、船より審査の列の方が長いんかい。

空港到着時もそうだったのですが、昨今、シンガポールは入国審査がキビシイそうです。

モチロン「オーバーステイ」、不法滞在や不法労働を摘発する目的ですが、一人一人の審査が長いこと。
とはいえ、日本のパスポートは1~2分でスルー、並んでいるのがバカらしかった。
シンガポリアンは「自動化ゲート」で数秒なんですけどね、日本人もそっちに通してくれい。

「チャーシュメン」のツブヤキはその90分後の嘆きでありました。

chicken01.jpg

日曜の夜に戻り、月曜はご存知『ムスタファ・センター』で友人への土産などを買い揃え、旅は完結。
滞在先の『ポンゴール』から市バスを拾い、チャンギ空港へ60分、
え、そんなかかるの? っていいなさんな、これだけ乗っても200円かからないバス代なのですから。

で、友人と再会し、上記の『キャンティーン』にて食べ納めは食べ忘れていた「チキンライス」、
ここはスタッフ用のホーカーズなので、味はお墨付き、やっぱりチキンライスはオイシイ。

あ、いけね、結局、ドリアン食べるヒマがなかったじゃん。

27,JUN.2017 @SIN


Batam

じゃらんパック
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http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2010-03-17

「カードの年会費10,800円は高い!」と思うかもしれませんが、
『ビジネスクラス・ラウンジ』の利用料は1回US$30ほど。
1度の海外旅行で日本出発時に1回、帰国時の空港で1回、往復2回ラウンジを使えるわけですから、
年間2度、海外旅行に出るとすでにモトは取れてしまいます。
空港によっては国内線でもラウンジ利用可能ですから、帰省時や国内旅行でも便利!

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実際に利用した各都市空港ラウンジの報告記はこちらのリンクから!
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-05-23 バンコク・スワンナプーム(BKK)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-08-16 マニラ・ニノイ・アキノ(MNL)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-08-20 シンガポール・チャンギ(SIN)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-10-13 ヒューストン・G・ブッシュ・インターコンチネンタル(IAH)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-11-09 デンバー・インターナショナル(DEN)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2014-05-06 ソウル・インチョン(ICN)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2015-09-29 アブダビ・インターナショナル(AUH)
http://delfin3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-21 香港・チェクラップコク(HKG)


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いってきます! Fly to Singapore via Beijing [Singapore]

IMG_9666.jpg

早朝の羽田です、出発です。

赤い電車の始発は「羽田空港直通」というシロモノで乗り換えなしで空港に横づけ。
こいつだと6時前の到着と8:30の出発には少し早いのですが、
乗り換えなしの直通、朝のラッシュに当たらずに済む、ということで、
おとなしく早めに空港入りし、コーヒーなどを飲んでおります、おかげでたんまり寝不足だけど。



6月5日にバリ島から帰着すると、こちらを待ち受けていたように入梅の報せが。
ところが雨は少なく、熱い陽気が続き、おかまいなしにテニスに興じていると、
汗をかいた肌から日焼けの皮がペリペリと。

バリ島では1週間の「レンタルバイク生活」、
半ソデ短パンでスクーターを借り出し、太陽などおかまいなしだったんですが、
さすがに『ジャティルイ』の棚田を目指した一日で両腕部分がたっぷり日焼けしました。
焼けるの覚悟でTシャツのソデをめくり、ノースリーブの日向くん状態(古い)にしていたんですが、
やはり半ソデでは半ソデ、ソデからの部分だけ微妙に部分焼け。

IMG_9681.jpg

週末のテニスも半ソデ短パンなので、ヒジから先はすでに黒く、ここはさらに色濃くなっただけ、
大腿や脹脛(読める?)も日頃テニスでさらしているので、こちらもたいして焼けず。
半ソデの裾っていうんですか、ヒラヒラ部分の内側は白かったわけですね、そこから上がガッツリ焼け。

痛くなるほどではなかったので、放っておいたんですが、
帰国後、数日経つと、二の腕だけペリペリ剥けてきたんです、これが。

テニスのシャツやTシャツのソデがちょうどひらひら当たるところで、
日焼けの皮を刺激していくわけです、こすれるわけです、そこだけ。
すると赤くなっていた肌がたちまちベロベロ剥けはじめる始末、
びみょ~にソデが当たるので、むず痒いったらありゃしない、で、そこだけ皮が捲れていくという…。
結果、ソデの切れ目から醜い日焼け跡をチラつかせながら、次の旅に出向くというアリサマでさあ。

IMG_9748.jpg
恒例の「毎年シンガ」、昨年に続き、格安だった「エア・チャイナ」、北京経由で里帰りです。

「チャイナ・エア(CI)」じゃないよ、それは「中華航空」=台湾の会社。
乗ったのは「エア・チャイナ(CA)」、中国国際航空=中華人民共和国の会社、ハゲしくややこしい。

今回のチケットはHISの系列会社「サプライス」の正月セールで買ったもの。

航空券料金     15,000円
国内空港使用料   2,670円
諸税・サーチャージ等 9,540円
キャッシュバック -2,000円
クーポン割引金額 -3,000円
==============
合計 22,210円



額面1,5万、空港使用料とサーチャージが1万チョット、
そこに「中国国際航空」のキャッシュバック・キャンペーン、「サプライス」のクーポンが乗っかり、
シンガポール往復2,2万円也でゴザイマス。

確か昨年は同じフライトを4万円で買った気がする、それでも安いけど。
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2016-06-17 毎年シンガ-2016-

先日までなかなか旅立たなかった2017年ですが、
バリの「エアアジア」プロモ・チケットを皮切りに怒涛のプロモーション・ラッシュ、
やっすいやっすいチケットの旅の応酬、
シンガのあとは「チェジュ・エア」500円プロモ3連発、なんてのがありますぜ。

IMG_9715.jpg

今年前半で鬱屈した分を吐き出すかのように10日置いての旅立ち、旅がドンドン迫って来ます。

「アイルランド紀行」も途中のまま、ブログ更新はあいかわらず滞っており、心苦しい状態ですが、
あきれずにおつきあいのほどを。
現地オンタイムの情報を上げていきますので、ご容赦のほどを。
と書きつつもシンガポールでは「マー様」に会うこともなく、「サンズ」プールに浸ることもなく、
ローカルの「ホーカーズ」をうろつくぐらいしかしないのでしょうけど。

トランジットの北京国際空港のラウンジにて、ランチしながら、そんなことを綴っているわけです。

15,JUN.2017 @PEK



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http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2010-03-17

「カードの年会費10,800円は高い!」と思うかもしれませんが、
『ビジネスクラス・ラウンジ』の利用料は1回US$30ほど。
1度の海外旅行で日本出発時に1回、帰国時の空港で1回、往復2回ラウンジを使えるわけですから、
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Newton Circus @Singapore -完- [Singapore]

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―DAY14&15― 6月29&30日

この日もおかまいなしに熱い、東南アジアの「暑さ」を越え、赤道直下の「熱さ」になってきている。

長い滞在も帰国日、今夜の便で出発し、KLで日付を越えて乗り継ぎ、朝に日本に降り立つ。
安いLCCのフライト、日本への道のりは長いが、出発までは秒読み。

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今朝もお義母さんお手製の「野菜スープ」で朝食、
暑い国だが、連日アレコレとバリエーションの異なる「野菜スープ」を作ってくれるのだ。
偏食過食異食の独りモノの食卓に重用すべしとレシピをガッツリ教えてもらう。
ナベの脇でメモを取っていたら、お義母さんに感心されてしまった。

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朝から仕事へ向かう友人夫妻を見送る、「出発前に夕食食べよう」といってくれた二人を送り出す。
21時過ぎの便なので、ちょっと早めの夕食を済ませ、19時頃に空港に向かえば十分。
チャンギ空港は市内の何処からでもタクシーで30分あれば着く、というアクセス優秀な空港、
$30(2千円ほど)あればお釣りがくる、お財布的にも優秀な空港だ。

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自転車を駆って、近所のスーパーへ。
日本では買えない中華麺やフィッシュボールを買い込み、
お義母さんに教えてもらったスープに入れる中華系のスパイスを探し求めた。
仕事途中の友人から電話があり、『ニュートン・サーカス(Newton Circus)』で待ち合せることに。
二人とも『ニュートン』に近い場所で仕事が終わるというので、観光客にも有名なこのホーカーズで待ち合わせすることに。

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屋外のホーカーズだが、最近、リノベ―トされ、すっかりキレイで清潔になり、かつての面影はなし。(写真4・6)
以前は観光客相手に海鮮料理を高値でフッカケるようなアヤシイホーカーズだったんだけどね。
名称も『Newton Food Centre』に改められたが、あいかわらず『ニュートン・サーカス』のほうが通りがいい。
ちなみにロンドンなどでも見かけるこの「サーカス」というスポット名は「サークル」が語源、
円状にクルマが巡る「ラウンド・アバウト(Rroundabout)」の円周に基づくといわれている。

IMG_3435.jpg

先に乗り込み、この旅でラストの「テ・ペン」を飲みながら、文庫本を広げ、友人夫婦を待った。(写真4)
仕事が早く終わった奥さんが現れ、顔馴染みの店で手際よく注文を入れはじめた。
「ナニ食べたい?」と聞かれたがここは任せた方が無難、「オイシイモノ~」とフザケておいた。
オプショナル・ツアーでここにも団体客を連れてくるので、顔が効くガイドさんには口を挟まないのが得策。

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『ニュートン・サーカス』で外せないのは通称「オイスター・エッグ」、正式名不明の「牡蠣の玉子炒め」。(写真7)
「ベビー・カイラン、食べたい!」とあわてて付け足し、日本ではあまり出会えない菜っ葉なのデス。(写真8)
各店舗から料理が運ばれ、テーブルに置かれるとおもむろに友人が顔を出した。
「どこかで見てた?」「ニオイがしたか?」などと揶揄いながら、熱い料理を摘まむ。

IMG_3429.jpg

友人夫婦に礼を言い、別れを告げ、空港に向かった。
「エア・アジア」はターミナル1から出発、かつてチャンギにはLCC専用のターミナルがあったが、
それは廃止され、LCCでもFSCと並び、普通のターミナルからボーディング・ブリッジを使っての搭乗となる。

IMG_3467.jpg

いつものように「Priority Pass(プライオリティ・パス)」を使ってラウンジへ。

Terminal 1
Airport Wellness Oasis
Dnata Lounge
Plaza Premium Lounge
SATS Premier Lounge

Terminal 2
Ambassador Transit Lounge
SATS Premier Lounge
The Green Market

Terminal 3
Ambassador Transit Lounge
Dnata Lounge
SATS Premier Lounge
The Haven by JetQuay

こいつがあればチャンギ空港では上記のラウンジを無料で使うことができる。
食事は『ニュートン・サーカス』で済ませてきたので、ゆっくりコーヒー・タイムでゴザイマス。(写真9)

KLで乗り継ぎ、ラウンジで小休止すればLCCも苦にならない、日本に降り立つのは朝9時前、まだまだ旅路は長い。



6月のシンガポール紀行

2015年6月16日~30日 by D7529/AK721&AK720/D7528


-完-


Newton Circus

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Aljunied @Singapore [Singapore]

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―DAY13― 6月28日

日曜の朝、スコールが急ぎ足で駆け抜けていった。

路面を濡らす程度の降りは辺りを冷やすわけでもなく、
揮発する水蒸気が蒸し暑さを割り増しにし、過ごしやすいはずの午前中を台無しにしてくれた。

キッチンでお義母さんがドラゴンフルーツを切ってくれ、強烈な色合いの果物が今日の朝ごはんに。

グレープフルーツ・サイズをグレープフルーツ・スタイルでスプーンで突いて食べる。
朝から南国のエネルギーとビタミンをタップリ充填、病み上がりにはちょうどいい朝食。

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このところ熱い日が続いており、政府が「水を節約するように」という警告を出したらしい、まさに「乾季」。
「取水制限」までには至らないようだが、上水を隣国マレーシアから買っている国としては熱すぎるのも心配のタネ。
「この国で得られるものはなにもないから」というのがシンガポリアンの皮肉なジョーク。


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この日はSNSの知り合いと約束をしていたので、地下鉄で『Newton(ニュートン)』へ。
偶然にもこの週末に来星していたので「待ち合わせてランチしましょう」という話になった。
ニュートンそばの『シェラトン・ホテル』に滞在している、というのでロビーに出向いた。

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「『ペッパー・クラブ』を食べたい」というので地元で人気のレストラン『No Signboard(無招牌海鮮)』へ案内することに。
地下鉄に乗り、『Aljunied(アルジューニ)』駅へ。(現地発音だと「アジュニー」)
エアコンの効いた車内から駅の外に放り出されると午後の強烈な暑さが襲いかかってきた、今日はなにしろ暑い。

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「『チリ・クラブ』は外せない」と取り上げているガイドブックが多いが、
地元では甘い「チリ・クラブ」よりも刺激的な「ペッパー・クラブ」が通好みでもある。
「チリ・クラブ」は甘めのチリソースに旨味が出ているので、パンを頼み、ソースをすくって食べるのが楽しい。
「ペッパー・クラブ」は身に旨味が残っているので「蟹感」そのままにカブりつくのが楽しい。

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週末となると予約必須の店だが、ランチタイムだったので予約なしでも席に着くことができた。
エアコンの効いた室内の席を確保して、カニを注文、こいつは量り売り、いわゆる「時価」ですね。
中振りサイズを2匹頼み、一方を「ブラックペッパー・クラブ」、片方を「ホワイトペッパー・クラブ」でお願い、
2匹で$140++(++はサービス料とTAX)、チョイとぜいたくランチです。
「ホワイトペッパー・クラブ」(写真5)の写真だけ、なにせ手がベトベトなので、一眼レフを握れませぬ。


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殻を割りながら手掴みでクラブにカブりつき、手も口の周りもベタベタ汚しながら食べるのが楽しい。
いちおうビニールの手袋はくれるが、結局、煩わしく、直でいったほうが食べやすい。
クラビング(とはいわないだろうな)で汚れた手を洗い流し、ホテルに送り届け、ランチ・ミーティングは散会、
それぞれの旅先に時間に戻っていった。

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行き慣れた電気街へ出向き、PCパーツやらUSBアイテムやらを物色。
パ―ツなどが多い『Sim Lim Square』と携帯グッズなどを中心とした『Sim Lim Square』が通りを挟んで建っている。
電気「街」というほどの規模ではなく、小さな店がいっぱい詰まった電気「ビル」ですね。
世界中のTVをタダで観られるネット・チューナーが目新しいらしく、人を集めている。

イリーガルだがルールにキビシイ国でもこういうものが売られているところがとってもアジアティーク。


MRT Aljunied

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Clarke Quay @Singapore [Singapore]

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―DAY12― 6月27日

すっきり晴れ渡った空に涼しい風が吹き抜けていく。

しかしそれもわずかな時間だけで、太陽が昇るにつれ、風は爽やかさを失い、
東南アジア特有の纏わりつく暑さが幅を利かせてくる、そんな二度目の週末。

友人の自転車を借り、地元の小さなショッピング・モ―ルへ。

モールといっても大きめのスーパーと何店かのファストフードやパン屋などが入っただけの3階建ての小さなビルだ。
ただし大きなフードコートが備わっているので意外と地元の人たちを集めてはいる。

ランチを適当に済ませ、辺りを見回すとフレッシュ・ジュースを扱う店があったので、
スイカジュースを作ってもらい、$2でささやかな幸せゲット。(写真1)

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週末ということで、ローカルの友人からお誘いの声がかかった。
平日は遊んでもらえないのでホイホイとオサソイに乗ることに。
みなが忙しく働く平日にフラフラとしている旅行者は、なんとも罪深き存在。
さいわい滞在させてもらっている友人はガイドなので、曜日関係なしのシゴト、気遣いがなくて助かっている。
そんなことを感じながら、ガイド時代から馴染みのある友人の仲間内での誕生会のお招きに預かることに。

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「プレゼントもなにもないけど参加していいの?」
「なに、プレゼントって? そんなの気にしなくていいよ。『大丸』があった近所ね、わかるでしょ」
こちらが働いた頃には健在だったがすでに撤退した日系デパートの名称が電話口に。
旧名、旧称のほうがわかりやすい、ってのはお年寄りの会話だよな。

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夕刻、『Clarke Quay(クラーク・キー)』(写真3)にほど近い場所にある日本食レストランで合流。
ガイドを退き、SEに転身した変わり種の彼が日本食をリクエストした、というのでこの運びに。

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日本料理ながらオ―ダー制のブッフェ、というレストランだったが、
従業員は本土からの中華系らしく、恐ろしいほど要領が悪く、各テーブルでシンガポリアンをイラつかせていた。
あるいはそういうコンセプトの店なのかもしれない。
日本料理の写真を上げるほど酔狂ではないので、雰囲気だけに留めておきますね。

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シンガポリアンに「酒飲み」は少なく、どちらかというと「食べる」こと大好き、という人が多い。
たしかに暑い国で大酒飲み、ってあまり聞かないよな。
今日の顔触れも例外でなく、オーダー式のブッフェをタブレット(写真5)で注文しまくり、メニュー全部を食べつくす勢い。
こちらも食べることなら望むところ、受けて立つぜ。

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食後は「腹ごなし」ということで『クラーク・キー』から『Boat Quay(ボート・キー)』方面に川沿いを下った。
シンガポール・リバーの河口近くにこの両「Quay」が広がり、河口には「マー様」が鎮座ましましております。
高層ビルが連なる金融街『Shenton Way(シェントン・ウェイ)』(写真4・右)の足元の川沿いに広がる『ボート・キー』は、
舌の肥えた駐在員や金融街の富裕層を満足させる西欧風のレストランでにぎわい、バーが夜ごと人を集めるエリア。

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その上流の再開発エリアとして作られたのが『クラーク・キー』、(写真8)
こちらはデザイナーズ・ショップやシャレた雑貨店が軒を連ね、新進気鋭のオシャレ・スポットとして歩みはじめたが、
地下鉄駅が開通するのを待たずに下降の一途をたどった、以前はこの辺りはアクセスの悪いエリアだったのです。
駅ができたことで状況は一変し、家族連れ向けのアトラクションやレストランなどが幅を利かせるようになり、
さらに上流には『Robertson Quay(ロバートソン・キー)』と呼ばれるニュー・スポットも作られはじめている。

quey.gif

「玉突きでも行く?」
「いいね、だけどまたコテンパンにやられそうだけどね」
シンガポールで「玉突き」というとイングランド・スタイルの「スヌーカ」が主流だ。
こちらは高校時代からアメリカ・スタイルの「9ボール」で腕に覚えがあったので、
以前、誘われた際は高を括って勝負に挑んだが、小さなボール、カーブを描くポケットに苦しめられ、惨敗した。

土曜日の夜、シンガポールの夜はまだ更けない。


Clarke Quay

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Little India @Singapore [Singapore]

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―DAY11― 6月26日

朝、目覚めとともに風邪の気配は消えているようだった。

昨晩が熱のピークだったらしく、朝になるとウソのように回復していた。
扁桃腺持ちにありがちのパターンで、熱を出し切るとケロリと普通の体調に戻っている。
熱で錆びたカラダをシャワーで洗い流し、アタリマエのように少し多めに朝食を食べ、
苦めに淹れたコーヒーを体内に流し込んだ。

寝続けたせいでカラダのアチコチがギクシャクしていたが、
動き出すことで徐々に各所の油切れが収まりそうだったので、思い切って出かけることにした。
一両日、ベッドにへばりついて過ごしていたので、外の空気を吸いたい気分にもなっていた。

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MRTで『Little India(リトル・インディア)』へ。

その名の通り、ここはいわゆる『インド人街』、
多民族国家シンガポールにはその他にもご存知『チャイナタウン』やモスクがある『アラブ・ストリート』などあり、
いずれの異国人街も街の中心を少し斜(はす)に眺めるような位置を陣取っていた。

ところが近年の地下鉄網の発達で街が膨張し、これらの異国街も市の中心に呑み込まれる形になり、
さらに『チャイナタウン』と『リトル・インディア』はMRTの駅名にも採用され、
認知度は大いに上がり、もはや「町はずれ」ではなくなってきている。

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かつては『ムスタファ・センター』がある場所として知られ、ツウな旅行者は当たり前のように足を運んでいた。
リトルインディア=ムスタファといってもいいようなエリアで、24時間営業というカンバンは夜に蠢く旅行者を集めていた。
なんでもアリ、怪しさ満点、安さ爆発のショピングモールはまさにカオス、
近隣に比較的レートのいい両替店も立ち並ぶことから、好奇心旺盛な旅行者やバックパッカーが好んで足を運んだ。

昨今は有名になり、以前の混沌とした感じが薄れているので、日本人旅行者、ツアー客にもオススメ、
「ばらまき土産」や「Tシャツ」などをバカ安で掘り当てるにはいいですよ。

ただし最寄り駅は『Farrer Park(ファラー・パーク)』、こちらの駅から向かったほうが近いのでご注意を。

街が眠る時間にマストの土産を買い込み、終電がなくなる前にホテルに撤収、
という作戦で限られた旅の時間を有効に使ってみてはいかが。
でも駅を出た途端、周りの顔触れが変わるので、日本人的にはチョット腰が引けるかも。


『リトリ・インディア』の駅を出ると、すぐにスパイスの香りが渦巻き、民族衣装に身を包んだ人が行き交い、
カンバンには見慣れない文字が踊り、通りを歩く人に彫りの深い表情が増える。
インドにはほど遠い静寂さと整然さだが、清潔で無機質なオーチャード辺りとはかなりかけ離れた表情を見せてくれる。

この街に来たのは取り立て深い意味はなく、手軽な値段でスパイスを買えればいいかな、ぐらいの気持ち。

駅からの徒歩圏内に『スリ・ヴィラマカリアマン』、『スリ・スリニヴァサ・ペルマル』、
『スリ・バダパティラ・カリアマン』と寺院が点在している。
声に出して読み上げると舌を噛みそうなだが、眺めて歩くには申し分なし、病み上がりのリハビリ野郎にはいい環境だ。

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通り沿いにはやる気のない果物屋と混沌の雑貨店が代わる代わる軒を連ねている。

ホコリっぽい大通りの店先ではザルに乗った果物が日なたに晒されている。
洋服屋のワゴンではコーヒーやチキンライスよりも安い値段で服が山積みされている。
このエリアの価格破壊は夥しく、表示の値札に繰り返し二度見させられ、確認できた時点で笑いが込み上げてくる。

ドライブに、あるいはテニスのベンチでも使えそうなコーヒー・タンブラーを発見、
プラスティック製で内側はステンレスと普通の作りだが、
$2(!)という値段に笑いこらえながら購入、街ごと百均状態なのです、ここは。

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MRT駅を起点に歩き続け、汗が滲み出しはじめると、寺院が出迎えてくれる。
靴を脱ぎ、中に進み、参拝ならぬ小休止、というか熱冷まし、石造りの寺院はひんやりと涼しい。

発熱の後にダラダラ汗を流しているのでけっこう消耗していた。
それでも夕刻まで歩き続け、最後に『テッカ・センター』に立ち寄り、スパイスを入手、
これまたお手軽価格でかなりの量がやってくる、いつものことながらこちらが恐縮しそうだ。

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ホーカーズではなく、エアコン入りのフードコートに飛び込み、蒸し暑さ回避のディナータイム。

これまたお気に入りのアチアチ「クレイポッド・ライス」を頼んだ、魚の切り身入りで$4,8也。(写真1)
ただの素焼きの器に入った炊き込みご飯なのだが、触れないぐらいの温度に焙られているせいか、
それだけで2~3割美味しくなった気がする、おそらく8割ぐらい気のせいだと思うけど。

物価が高い国、といわれているが、安くて楽しいもの、安くて美味しいものはいくらでもあふれている。


Little India

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Seah Street @Singapore [Singapore]

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―DAY10― 6月25日

朝、心地よい風が吹き抜けていく。

友人宅はHDBの12階、そのリビングの窓を開け放つとキッチン、奥の物干し場へと風が抜けていく。
昼間は窓や玄関、物干し場への通路は開け放っていてもあまり空気は動かないのだが、今日は心地よい風が走っていく。

ただし扁桃腺はいまだ腫れていて、こちらのカラダの中にはまだ熱が籠っている。

というわけでこの日も出かけもせず、水分だけを摂り続け、文庫本だけがお友達。
いつもは熱が出てもイカレた食欲が収まることはなく、ご飯も普通に食べるのだが、
暑い陽気の中、発熱しているせいか、さすがに食欲が沸かなかった。

熱でふらふらしていたが、気分転換に近所のホーカーズに降り、水分の多い麺類をなんとかブチ込む。
こうなるとフレッシュなスイカ・ジュースだけがお友達、意外と友達多いじゃないか。
まったく旅先でナニやってんだか。

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ネタも遡り、5日目『プロン・ミー』を食べた後日談。
http://delfin3.blog.so-net.ne.jp/2016-08-09 Pasir Panjang

暑い中、熱い蝦麺をすすったせいでさすがに汗まみれ、氷いっぱいの『テ・ペン』はそのまま焼け石に水、
「エアコンの効いたところに逃げ込もう」という話になった。

MRTで『マリーナ・エリア』へ移り、カフェに腰を据えた。

ランチには早い時間、アヤシげなセールストークをする人たちや裕福そうだがヒマそうな主婦がシートを埋めていた。
そんな雰囲気の中の日本人ふたり、現在の現地生活を聞いたり、かつて暮らした頃の体験談を話したり、
シンガポール在住ネタは話が尽きず、気づけば周りの客はランチ後のビジネスマンに様変わりしていた。

隣りのテーブルでは奥様が「ハイティ・メニュー」を頼んだようで、背の高い3段積みのトレイが運ばれてきていた。

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英国領時代に普及した午後にお茶を飲む習慣「ハイ・ティ」は「ハイヌーン・ティ」の略、
同じく英国領だった香港では「アフタヌーン・ティ」と呼ばれ、
お茶を飲みながら、スコーンやサンドウィッチなどの軽食を摂る、というのが通例。
ここシンガポールではそれが豪勢化し、ホテルなどでは14時頃からリッチなブッフェが展開されている。
そういえば「午後の紅茶」ってここからのパクリ? あるいはただの直訳? 「午後ティ」ってもはや源流回帰。

ガイドブックなどにはホテルの「ハイティ・ブッフェ」ばかりが紹介されているが、
シンガポールのカフェ、コーヒーショップではけっこう普通に「ハイティ・メニュー」が用意されている。
「ブッフェ」スタイルもあれば、「トレイ」スタイルの場合もあるので、
観光途中、街なかのカフェで気軽に楽しんでみるのもアリかと。

「美味しい『チキンライス』屋、知ってます?」

住み出してからあまり食べたことない、というところからチキンライスの話が広がった。

「じゃあ、このあと食べに行きましょうか。でも美味しい店は遠いんだよな。
 わざわざMRT乗っていくのは煩わしいんで、近場で妥当な感じのところでもいいですか」

ということで『マリーナ・エリア』を後にし、『シティ・ホール』方面を目指し、涼しい地下連絡通路を歩いた。

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かつて『ラッフルズ・ホテル』の近くの通りに「名店」と呼ばれるチキンライスの店があり、
そこからチキンライスの店が波状的に増え、あの辺りに行けばそれらしい店を数店舗見い出すことができた。
その「名店」はすでに移転してしまったのだが、今でも営業している店が残っているのでそこを目指すことにした。

ホテルに近いこともあり、欧米の客には知れ渡っているのがちょっと気にかかったが、
MRTに乗って遠方の店にまで足を延ばす「ニホンジン」的なガンバリはお互いしたくはなかったので、
歩いて行けるこのエリアで話しは決まった。

「どこにしましょ?」

3~4店舗が軒を連ねる『Seah Street(シャー・ストリート)』を案内する。

一説によるとこのエリアには海南(ハイナン)の人たちが多く移り住み、
彼らが好んで食べた「海南鶏飯(ハイナン・チーファン)」の店が多かった、ともいわれている。
『ラッフルズ・ホテル』の裏手でツアーバスを横付けする場所でもあるので、
かつてはガイドやドライバーたちとよくご飯を食べた寂れたエリアだったのだが、
今では欧米客を集めるオシャレなバーも軒を連ねる場所に様変わりしている。

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「おそらくどこもあまり変わりがないと思うので、あとはカンですね」

そういってなんとなく選んだ『正瑞記鶏飯』の店内へ進んだ。

「えっと、ここは『スティーム』と『ロースト』、肉は『ブレスト』と『レッグ』が選べますね」

「じゃあ、両方頼んで食べ比べしましょう!」

ということで『蒸し』と『焙り』を、ドチラのパートがおいしいか尋ねたら、
「両方の肉が入った『ハーフ&ハーフ』ができる」というのでそれでお願いした。

chicken.gif

蒸し鶏は柔らかくジューシー、焙り鶏はクリスピーで香ばしい、
モモ肉(レッグ)は脂が多く肉の旨味が強い、ムネ肉(ブレスト)は味が染み込んでいて店の味がよくわかる、という感じ。
(写真6 白いものが『スティーム』、茶色いのが『ロースト』)
ホーカーズなどでも好みで頼むことができるし、お店まかせでもOKだ。

かなり遅めのランチ・タイム、「ハイ・チキンライス」、とは言わないよな。


Seah Street


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St. Andrew's Cathedral @Singapore [Singapore]

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―DAY9― 6月24日

この日は起きた途端、扁桃腺の痛みに襲われた。

う~ん、風邪の兆候か、痛みが腫れに変わり、そのあと発熱、というのがパターン。
シーリング・ファンを切り忘れ、一晩中、干物のように扇がれていたのが悪かったか。
極端に乾燥するホテルのエアコンだと気に留めているのだけど、
シーリング・ファンということで気を抜いて、干からびてしまったようで。

晴れ空に 扁桃腺腫らし 気が晴れず と噛みしめても味のしない句を思い浮かべながら、
友人にビタミン剤をもらい、この日は出かけず、大人しく過ごすことを決め込んだ。
ベッドに寝転んで文庫本片手に過ごす一日も悪くはない、と干物男の負け惜しみ。

昨日はディンサムの後、友人家族と別れ、ひとりMRT『City Hall(シティ・ホール)』駅へ歩いて向かった。
すぐ近くにある『St. Andrew's Cathedral(セント・アンドリュース大聖堂)』が目に留まり、
思い出したように足を運び入れた。

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昼下がりの時間だが、チラホラと祈りをささげる信者はいる。
祈りを妨げないよう、遠くから一枚。

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背後に70階建てののっぽビル『スイソテル・ザ・スタンフォード(旧称・ウェスティン・スタンフォード)』がそびえ、
辺りは『市民戦没者記念碑』や『クイーン・エリザベス・ウォーク』などの緑が広がるので、白い尖塔が強く目を引く。



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英国国教会に属し、シンガポール教区の束ねる主教がいる教会なので、カテドラル=大聖堂と呼ばれる。
もちろんシンガポールでもっとも大きな教会でございます。

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平日の熱い時間だが、石造りの聖堂内は心地よい風が吹き抜けていく。
街歩きに疲れたら、熱いカラダを覚ましながら、ココロを落ち着かせてみるのもありかと。

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ステンドグラスには教会設立に尽力したラッフルズ卿を記念するものもあるそうで。
昼間の陽光が強く、写真の色合いがブッ飛んでしまっていてすみませぬ。



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新しい観光スポットが増え、街はどんどん変貌していくのだが、この教会は以前と同じ姿でそこに居た。

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アジアの小さな島国にも立派な教会、美しいステンドグラス、宗教の力というのはまったく。

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ヨーロッパの教会と比べると、やはり圧倒的に明るく、風通しがいいので、祈りを捧げず、昼寝を捧げてしまいそうに。


St. Andrew's Cathedral


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Dhoby Ghaut @Singapore [Singapore]

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―DAY8― 6月23日

この日も暑い、乾季はすでに真っ盛りだ。

「ランチに『ディンサム』いかない?」

「おお~、いいねえ、連絡して~」

子供の定期健診で病院に行くという友人家族を置いて、先に友人宅を出た。

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「ディンサム」とは広東語で「飲茶」のこと、
「ヤムチャ(飲茶)」というと「お茶を飲む」ことなので、スタバでお茶しても「飲茶」になっちゃう。
日本的に焼売や饅頭を食べ、お茶を飲むならば、「点心」(テンシン・簡体字)と伝えたほうがいいですね。
広東語を使う人も多いシンガポールでは繁体字で「點心」(ディンサム)と店先に掲げている店が多い。

シンガポールの公用語は「英語」「マレー語」「華語(標準中国語=北京語)」「タミル語」の4つだが、
中華系となるとそれ以外に「広東語」や「福建語」を話す人も多く、
さりげなく「何ヶ国語話すんじゃい」のオジイがいたりするわけです。

「北京語」が国語、となったのは近年のことなので、
実際に広東語しか話せないおじいちゃんと北京語と英語の孫で話しが通じない、という家庭内実情があったりするそうで。

仕事をしていた時のオフィスでも英語と北京語が飛び交い、ガイドたちは日本語と広東語でしゃべりまくり、
南方系が多かったドライバーたちの無線からは福建語が飛んでくる、という環境だったので、
実際にその単語を使いつつもそれが何語かも気にも留めておらず、知らない間に「多民族国家」に浸っていっていた。
そのおかげで見も聞きも知らぬ言語に嫌悪感を抱くことがなくなったのもかもしれないなあ、なんて思い返したりも。

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街歩きの後、待ち合わせの『Dhoby Ghaut(ドゥビー・ゴート)』駅へ向かった。

『ドゥビー・ゴート』はオーチャード通りの下端にあり、かつてはニギヤカな通りのハズレという感じだったが、
MRTの路線が増え、今では「North South Line」「North East Line」「Circle Line」の三路線が乗り入れる
大きなインターチェンジ駅へと変貌している。

ちなみにこの駅名、ヒンディー語「洗濯者の場所(Washerman's place)」との意味、
「ゴート(Goat)」=山羊とはナンの関係もありませぬ。

かつては「ヤオハン」と映画館の「キャセイ」しかない場所だった場所に降り立ち、
待ち合わせでもあるキレイなショピング・モールへと生まれ変わった「キャセイ」へ。
辺りを見回し、「変わったなあ」と思ってしまうのは老人性郷愁に襲われているのかもしれない。

http://singapore.navi.com/shop/93/ キャセイ(シンガポール・ナビ)
http://thecathay.com.sg/      The Cathay(公式サイト)

一階にあるカフェで一服していると友人だけがやって来た。

「おまたせ」

「いや、アイス・コーヒー飲んでたからダイジョウブ」

「點心の店、なくなった」

「え? なにそれ?」

「改装中だって。だから違う點心に行こう」

そういうと連れ立って、「キャセイ」を後にした、奥さんとお義母さん、ベイビーは先に店に送って来たらしい。

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「ここのディンサム、おいしいんだよ、だから連れてきたんだけど」

「いいよ、気にしないで。無問題~、それよりもみんなで食べるご飯が楽しいよ」

「次回来た時に連れて行くよ、ホント、ウマイんだ」

「それにしてもこの辺り、だいぶ変貌したよね」

「あの頃は映画以外来ることもなかった場所だったよ」

駅に戻る形でオーチャードを歩きながら、自分よりも年上である友人を老人性回顧主義に巻き込んだ。

そんな感じで別のショッピング・モールで點心タイム、
飲茶はやっぱり人数がいないとね、アレコレ品目を食べられないから感謝感謝。

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遅めのランチの後は家族と分かれ、街歩きを重ねた。

マリーナ・エリアに向かう途中、戦車が路上駐車、観光立国シンガポールにはなんとも似つかわない情景。
封鎖された道路には人が集まり、それぞれが自撮りに忙しそうだ。

「なにがはじまるんです、これ?」

交通整理をしていた制服姿の若い兵士に尋ねてみた。

「『ナショナル・デイ』の予行演習です。バレードがあるのでそれの練習です」

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この国は今年、建国50周年、国家として50歳を迎えるわけだ。
それを意味する「SG50」のロゴが街の各所に踊っている。
「ナショナル・デイ(=建国記念日)」は8月9日、おそらく今年は普段よりも盛大なパレードが行われるのだろう。

あまり知られていないがこの国は「徴兵制」が布かれている。
かつてオフィスでスケジュール・アサインをしたガイドの「来週、ヘイタイだからダメヨ~」という言葉が蘇る。
笑い話ではなくホントの話しで「来月、リクグンだヨ」とヘンな日本語でいうヤツもいたっけ。
18歳ぐらいで長めの兵役に着いた後、短期間、パートタイムで軍役に就くシステムが30歳ぐらいまで続くらしい。

戦車のそばにいる若い兵士が手持ち無沙汰でスナック菓子をかじっていた、あるいは彼もそんな一人かもしれない。


MRT Dhoby Ghaut


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Geylang Road @Singapore [Singapore]

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―DAY7― 6月22日

この日も快晴、気温は高いが風があるので、少しばかり「熱さ」から気はまぎれる。

昨夜は本当に食後の「Dulian(ドゥリアン)」タイムに突撃。
友人のクルマで『パヤ・レバ』からほど近い『Geylang Road(ゲイラン・ロード)』へ向かい、
夜の部・第二幕のはじまりはじまり。

以前から繰り返し書いているが、『ゲイラン』は「色町」として有名な場所。
ハデなネオンのKTVやナイトクラブが軒を連ね、大きな通りには遊び人を満足させる美味しい食堂が多い。

その通りと並行して走るもうひとつの大通りが『ゲイラン・ロード』、
そこにはオープン・エアの果物屋というか、ドゥリアン屋が軒を連ねていて、
深夜まで明るい照明を煌々と焚き、家族連れや酔客を集めている。

昼間は始終渋滞している広い一方通行の通りにはクルマが止まったかと思うと家族連れが降り立ち、
あるいは仕事帰りのビジネスマンが慌ただしく果物を積み込み、走り去って行ったり、夜は夜で往来が激しい。

皮肉にもそんな風に欲望を抱えたオトコたちの通りの一本隣に、笑顔を弾ませる家族を集める通りがあるのがこの国だ。

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週末は外食を終えた家族連れで混み合う、シンガポリアンにとって「ドゥリアンは別腹」、
一人3~4個は当たり前に平らげるのだ。

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安いものは一個$3ぐらいからあるが、ハズレ率は高い。
店が選り分けているので、$10以上出すと甘さは確実、というかハズレはない。


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質のいいものは量り売り、濃厚に熟しているものは香りが違うらしく、シンガポリアンはガッツリ嗅ぎ分ける。
以前、$3ぐらいの安ドゥリアンから選び合い、「一番マズイ人が払う」ゲームをやったが、あっさり敗北を喫した。

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ゴミやニオイに困るので、店先で食べる人がホトンド、テーブルだけでなく、手洗い場も完備していて、戦闘体制は万全。
頼むと手際よく割ってくれ、食べやすく仕上げ、持ってきてくれる。

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ことドゥリアンに関しては世代も性別も品もオシャレも関係なし、旬が限られているので、こぞって食べまくるのだ。
熱い夏の時季にこの国にわざわざやってくるのはこいつが食べたいからでゴザイマス。


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質のいいものはこんな感じで色合いが濃く、濃厚な味わい、ちなみにタイ産とマレー産では果肉の色が異なる。
形容しがたいフルーツで食感も味も似ているものがないから「食べてみるしかない」と書いておきます。

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週末はこの混雑、旬の時季はここに限らず、ホーカーズや駅前などにも臨時の露店が現れたりするが、
質のいいのが揃っているので、ここまで出向いてくる人が多い、みな、おいしい場所は知っているのだ。

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ちなみに「ドリアン・チョコ」とか「ドリアンXX」の類はニオイばかりで美味しくないので旅行者は要注意デス。
友人が選んでくれた一つがこいつ、濃厚で甘かったが、やっぱり丸一個を食べ切るのがやっと、満腹満足満喫の一夜。


Geylang Road


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Paya Lebar @Singapore [Singapore]

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―DAY6― 6月21日

日曜日ということで、休日の友人たちと待ち合わせ、軽くランチを摂ることになった。

普通に集い、普通のホーカーズで、普通の昼食。
テーブルにつくと「ナニ食べたい?」と聞かれたので「ホッケン・ミー(福建麺)かな?」とだけ答えた。
特別なものが食べたいわけではなく、日本で食べられないものを食べたいのだ。

「OKラ~」

友人はシンガポール訛りでそう返事すると馴染みのある店に注文を入れ、
ついでに他の店に足を運び、なにか見繕ってくれたらしい。
もう一人はタバコを吸いにホーカーズの外れに向かっていた。
シンガポールでは喫煙規制はとてもキビシイ。
屋内ではモチロン吸うことができず、屋外のホーカーズでも線が引かれた決められたワク内でしか吸うことができない。
さすが「罰金王国」、キビシさは日本の比ではない。

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一人おとなしく座っていると、テーブルに飲み物の注文取りがやってきた。
ホーカーズでは飲み物屋に自分で買いに行くのもアリだが、注文取りに頼む方式もあるのだ。

「『バリー』xリャンペイ、『テ・ペン』xイーペイら~」

元在住としてはこれぐらいは中国語で注文できる、って言葉の半分以上が中国語じゃないけど。

「Barley(バリー)」は大麦のジュース、米のとぎ汁や韓国の「シッケ」を甘くしたような口当たりで、
ちょっと薄ボケた感じの飲み物、日本人にはちょっと合わないかも。
カラダの熱を取る、という効果があり、好んで飲むシンガポリアンは多い。
中華系は「カラダを冷やす」ことを気にするので、真夏でも熱い中国茶を飲む人も多いですけどね。

こちらはバカの一つ覚えで「アイス・ミルクティ」、なんなら氷多めでガンガンカラダは冷やしたいのです。
ホーカーズのコーヒーはちょっと好みでないので、こいつを常飲している。
濃いめの紅茶に沈殿するほどコンデンスミルクが入っていて、飲むだけで太りそうな甘さだが、
けっこうヤミツキになるので、来星の際は一度お試しを。
ちなみにお土産にスーパーでリプトンの「3in1」インスタント・ミルクティなんてのもオススメですぜ。

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飯食って戯話をして、サラっと解散した後は写真を撮るため、街をブラついていると電話が鳴った。

「今日、仕事早く終わったからご飯食べに行かないか? ドコにいる?」

滞在先の友人からのお誘いコール、待ち合わせ場所と時間を聞いて、電話を切った。
滞在しているといっても、彼は仕事があるのでホトンド一緒にナニカをする、ということはないのだ。
「シンガポールにいる限り、心配することがない」という彼の言葉通り、
ほったらかしにしてもらっているのはある意味、コチラも気楽で助かっている。


無目的に街ブラを続け、陽が落ち、写真が撮れなくなったので、MRTで『Paya Lebar(パヤ・レバ)』駅を目指した。

『パヤ・レバ』自体は有名なスポットがあるわけでもないので、あまり足を運んだことがない。
いわゆる色町・ゲイランの東側にある駅なので、おいしいレストランでも多いのかな、と思いつつ、
再開発の工事が激しい駅前からほど近い『シティ・プラザ』を目指した。

古いタイプのショッピング・モール『シティ・プラザ』の前の水路沿いの公園ではシートを広げたグループが寛いでいる。
熱い国ならではの夕涼みの情景、とくに今日は日曜なのでグループの数が多い。(写真2)

異国の労働者や出稼ぎの人たち、あるいは「アマさん」と呼ばれるお手伝いさんなどは、
エアコンなしの部屋に住んでいることが多く、涼しい場所でちょっとしたグループ、小さなコミュニティを作り上げていたりする。
かつてこの国にいた時は日曜となると高島屋の入口前の階段にフィリピン系が集っているのをよく見かけた。
扉が開くたび、エアコンの風が吹き抜ける階段前が彼らコミュニティの集い場所だったようで、
別のデパートにはインドネシア系が集まっていたりした。
どうやらこのエリアではアラブ系の人たちが集っているようだ。

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モールの中は半分近くの店が閉まっていて、表の公園のニギヤカさと比べると覇気がない。
シャッター商店街ならぬ、「シャッター・モール」状態、古いタイプのモールはこうして衰退していくのか。
人けも少ないのでロビーのマッサージ・チェアに腰かけ、文庫本を広げ、汗を引かせ、友人が現れるのを待った。

しばらくすると電話が鳴り、友人夫妻が現れた。

「ごめん、パーキングが混んでいて」

「無問題(モー・マンタイ)、ここはエアコンが効いているからモーマンタイら~。ところでナニ食べるの?」

「すぐそばにヴェトナム料理の店があるんだ。ヴェトナムの人がやっていて、そこがおいしいんだよ」

結婚後はヴェトナム人の奥さんが時折、食べたがるらしく、彼はすっかりヴェトナム料理店に詳しくなっていた。
大通りを渡ったところに店はあり、表のテーブルはたっぷり混んでいた、う~ん、ここも店の敷地なのかい。(写真4)

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「中しか空いてないらしいけど」

「いや、中がいいよ、エアコン効いてるもん」

「賛成、賛成」

遅れて合流してきた彼の息子もこちらの意見に乗っかってくれ、店内のテーブルにつくことに。

「なに、食べる?」

「こういう店はヴェトナムの人に任せます~、なんでも食べるから無問題」

「ダイジョウブ、この人、ホントになんでも食べるから」

友人がそういうと奥さんが手際よくオーダーを入れる、ヴェトナム人の店員に当たり前のようにヴェトナム語で。
テーブルと厨房の間をヴェトナム語が飛び交う間、3人の男はキョトンとしていた。

そしてテーブルを埋めたヴェトナム料理との格闘の時間、
4人であれがウマイ、これがオイシイ、と言い合いながらニギヤカな晩餐が続いた。

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「Ngon(ゴーン=おいしい)だねえ~」

そういうと奥さんと店員が驚きながら喜んでくれた、ヴェトナム縦断で覚えた貴重なヴェトナム語が役立つとは。
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2008-09-23 (ヴェトナム縦断記)

「よく覚えていたね、ヴェトナムの言葉。このシンガポール人はダメね~、教えても忘れちゃう」

二人のシンガポリアンを前に彼女は頼んだココナッツを飲みながら、そんなジョークで攻撃して和ませる。

「じゃあ、デザートはドゥリアン(現地ではこう発音する)でも食べに行こか?」

風向きの悪くなった彼がそんな風に逃げを打った。


City Plaza


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Pasir Panjang @Singapore [Singapore]

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―DAY5― 6月20日

今日も朝からカラリと晴れて熱い。

この国では2月頃から10月ぐらいまでは「乾季」にあたる。
その言葉の響きは日照り続きのひび割れた大地を思い浮かばせるが、実際はスコールの回数が少なくなるだけ。
ムシ暑さは割り増しになり、外を歩けばたっぷり汗まみれで、「乾」などという文字からは遠い気分だ。

6月下旬ともなるとすでに夏は盛りで、入梅前の日本からやって来た身には赤道直下の日差しがキビシイ。

シャワーで目を覚まし、10時の待ち合わせに合わせ、出かけることに。

目的地はMRT『Pasir Panjang(パシ・パンジャン)』駅。
SNSで知り合いになった在住の方においしい「プロン・ミー(蝦麺)」の店を教えておらうことになり、
その店がこの駅の近くにある、というので現地集合の運びとなったわけ。

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新興開発のマリーナ・エリアに近い『パシ・パンジャン』は辺りになにもなく、
無機質な埋立地にだだっ広い空地が広がっているだけだ。
駅を降りる人も少ないため、待ち合わせに手間取ることもなく、あっさり集合できた。

「売り切れると閉まる」というのでお互いの紹介もそこそこに、駅から1~2分の場所にある店を足早に目指した。

住宅街への路地の入口、角の建物の1階が吹き抜けになっていて、そこで数軒のお店が営業している。
シンガポールらしい、ここそこで見かける情景だ。(写真2)
その一角に人が集っている、こちらの祈りが通じたのか、店はまだ営業を続けていた。

なにもない住宅街なのだが、クルマが駐車されたかと思うと人が降り、店に吸い込まれていく、
土曜日だからなのかもしれないがそれらのホトンドが家族連れだ。

「ここですよ。よかったあ、まだ営業してた」

案内してきた身としてはホッとしたのだろ、ひと心地ついた彼女に促され、店に入る。
「入る」といってもホーカーズ・スタイルなので、店先に並ぶテーブルから空いている席を確保するだけだが。

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「なににします?」

シンガポールの場合、ホーカーズやこの手の出店の場合、メニューがないことがホトンド。
観光客が来るようなホーカーズであれば、英語や日本語で書かれたメニューや品書きがあったりするが、
大概の場合、一つの店はひとつの料理を扱うので、
「チャーシューファン(焼豚飯)」ならチャーシューファン、
「ワンタンメン(雲呑麺)」ならワンタンメンとシンプルに見えるのだが、
そうカンタンに事が進まないのがシンガポール・スタイル。

ご飯ものの場合、選択肢もないのでオーダーはあっさりと決まるが、
麺類はちょっと厄介、店先には中華麺や米麺、白い素麺から黄色い幅広麺まで5~6種類が並び、こちらを悩ませる。
さらに麺を選んだだけでは決着せず、
丼スタイルの「スープ」なのか、麺とスープが別々の「ドライ」なのかを選び、ようやくオーダーが定まるのだ。
想像すると組み合わせは2~30種類、シロウトはケガするぜ。

店先に説明書きや案内板があるはずもなく、フラッとやって来た観光客や外国人は戸惑い青ざめていく、
店先で忙しそうなオババに「どうするのさ?」なんて詰問状態になったりして、余計に顔色が悪くなっていくのだ。

この国で働きはじめた頃、英語も未熟な身としてはまずはこのパターンにハマった。
毎日のランチが闘いのフィールド、青ざめる昼食。

オーソドックスな「フィッシュボール・ヌードル(魚丸麺)」一つ頼むのにモタモタ、オロオロ、
店先でアワアワしながら、現物を指差しで頼むのがやっと。
大いなる好奇心と多少の冒険心がありながら、自分の食べたいものが出てこないジレンマを感じていた。

ある日、そのストレスがキレイに解消することが分かった。

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そう、わからないことは尋ねれば教えてくれるのだ、ゆっくり尋ねればいいだけ、あたりまえだけど。
多民族国家のこの国では「英語が未熟なこと」は大したことじゃなかったのですね、勝手に音を上げる自分が悪い。

「持ち帰り? 食べてくの?」にはじまり、
「ドライ? スープ?」
「麺はドレにする?」
「席番号はドコ?」(ホーカーズはテーブルに番号がふられていて、伝えると持ってきてくれる)
という感じで、フルーレの試合でもはじまったかのように矢継ぎ早に突きが繰り出されるわけで、
その突きをじっくり受け止めると意外にも懇切丁寧に教えてくれるのですね、これが。

極端に黙って突っ立っていれば、ベーシックなブツが出てきたりして、意外と拍子抜けしたりも。

旅先では外国語なんかそっちのけ、恐れず、ビビらず、躊躇わず、であれやこれやと尋ねてみましょうね。
スマホやアプリに頼るよりきっとナニカが起こるはず、
楽しいことでもイヤな思い出もそんなことが旅に膨らみを持たせてくれますぜ。

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「来ましたよ」

テ・ペン(アイス・ミルクティ=写真5)を飲みながらしばらく互いの話などしていた。
だいぶ待たされるとようやく店のおばちゃんが両手に器を持って、テーブルに運んでくれた。
彼女は素麺状の白い細麺を「ドライ」で、こちらは太めの中華麺を「スープ」(=写真6)で、
それぞれの器にはドデカイ海老がゴロっという感じで乗っかっていた。

「うほ。オススメの『プロン・ミー』というだけあってエビがデカイですねえ~」

「でしょ、しかもここのは駅だけじゃなくて麺も美味しいンですよ」

「さっそくいただきましょ~!」

麺をすすり、殻付きのエビにカブりつく、剥いた殻はモチロン中華スタイルでテーブルの上だ。
途中、器を交換して、それぞれの麺の味を確かめる、「ひとり飯」じゃないとこういう楽しみもあるよね。

「プロン・ミー」は小ぶりのエビがコロコロ入っているものが定番だったが、
5~6年前だろうか、大きなエビを入れた店が話題をさらい、ちょっとした「蝦麺店」ブームが巻き起こったのだ。
おそらく家賃の関係だと思うが、中心部に人気店は少なく、郊外や住宅エリアで人気店が人を集めていたっけ。

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「よかったあ、こんなところの店、教えてもらって」

「よかったあ、お口に合ったようで」

おかまいなしに手もテーブルも汚しながら食べるのが楽しくておいしいのだ。


MRT Pasir Panjang

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Pasir Ris @Singapore [Singapore]

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―DAY3― 6月18日

カラリと熱いが、風があってここちいい天気だ。

赤道に近いこの国では「暑い」という文字のほうがふさわしいが、
前日のスコールが湿気を洗い流したせいか、この日は「熱い」という陽気が広がっていた。

熱い午後はエアコンの効いたカフェでのんびり過ごし、夕方になって『Pasir Ris(パサ・リス)』へ出向いた。

MRT駅なのだが、直通のバスがあったので市バスで行くことに。
古くからの友人と会社帰りに会うため、中間地点がこの駅じゃないか、ということになっての待ち合わせ。
夕方混雑する地下鉄よりも座りっぱなしのバスがラクなのだ。

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滞在している『Punggol(ポンゴール)』はシンガポールの北東部でMRTの終着駅、
駅上部には新交通システムのLRT(Light Rapid Transit)が接続し、
駅前には市バスのインターチェンジを抱えている。

昨今、東南アジア諸国も地下鉄やライトレールが発展し、
安くてカンタンに移動できるので、土地勘のない旅行者も大いに恩恵にあずかっている。
シンガオール、バンコク、香港、ソウル・・・ 地下鉄ならボラれる心配もないしね。

併せて市バスも利用できると活動範囲は地元の人並みに広がっていく。
それに英国領の名残りを残す二階建てバスは観光気分を盛り上げてくれるし。

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シンガポールの場合、こちらのサイトで路線検索が可能、
旅先でもスマホ頼りの旅行者がホトンドですからね、覚えておくと便利。
https://www.sbstransit.com.sg/ SBS Transit 公式サイト
あ、でもこの国の場合、各停留所に路線案内があるのでスマホなしでも充分戦えますぜ。

シンガポールでは『ez-link』というICカードが必携アイテム。
ソウルの『T-money』、香港の『Octopus』と同様、割引率が高いので旅行者でも持っていると便利かつお得です。

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駅前のインターチェンジからバスを拾い、パサ・リス(現地発音)を目指す。

路線ごとに数字がふられているので、観光客で現地の言葉が分からないとしてもダイジョウブ、
それでも不安ならば乗車の際にドライバーに行先を告げて確認すれば、安心デス。

繰り返し記してますが赤道直下、東南アジアだからといって、真夏のスタイルで外出するとエライ目に遭いますぜ。
バスの車内はエアコンギンギン、地下鉄の構内もエアコン、車内はキンキン、
ショピング・モールやデパートもこれでもか、と冷房フルパワーですから。

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南国やリゾートに行くからって、空港から浮かれたカッコしちゃっている人いますけどね、
機内は大概冷やし過ぎ、現地はモチロン冷房三昧、と暑い国の方が意外と「寒」かったりします。
ホテルも意外と冷え込みますし。

エアコンが苦手な方は風よけ、冷房除けにちょっとした羽織ものを持参するだけでもだいぶ変わると思います。
「エアコン・ラブ」のこちとらは現地では半ソデ短パンの快適生活ですけどね。
それでも機内には上は羽織れるシャツ系、下はロングのパンツで挑むことにしてますが。

始発のバスの車内は冷蔵庫並みに冷えていて、バス待ちの間にかいた汗を一気に乾かしてくれた。
あるいはこのまま乗っていれば、バナナでクギが打てるようになるかもしれない。

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会社帰りの家路を急ぐ人たちで、パサ・リスの駅前は混んでいた。
そのなかから古い馴染みのある顔を探し出し、駅ビル内のエアコンの効いたフードコートへ。
男同士なので飾り気もなく、普通のご飯で夕食タイム。

日本から持参した季節限定のスナック類を土産に渡すと、パッケージを眺めながら喜んでくれた。
特にナニをするわけでもないが、久々の再会で互いの近況を語らい、以前のように戯言を交わす。

「あ、そういえば明日ナニしてる?」

「なにもしてないけど?」

この国に来るのにアレコレ予定を立てる律儀な観光客であるはずがない。

「JB行かない? 金曜だけど有給取ったんだ、使わないと会社に文句言われるから」

そう、この国では残業は50%割増賃金、有給は完全消化が当たり前、
一応、会社が買い上げてくれるルールはあるがそれを臨む社員は少ない。

「ナンダ? いきなり? ナニするのさ?」

「久しぶりだろうからブラっと買い物、あとオイシイモノ、食べようよ」

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シンガポリアンは週末、マレーシアのジョホール・バル(=JB)に買い出しに出かけたり、
美味しいシーフードを食べに出向いたりする。
3割ぐらいの物価差があるので週末をそんな風に楽しむので必然、土日の国境は大混雑となる。

「金曜なら国境渋滞ないよな?」

「混まない混まない。だから昼過ぎとかでもいいよ」

ご飯を食べながら明日の「外国旅行」の話が決まった。


MRT Pasir Ris

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Sengkang @Singapore [Singapore]

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―DAY2― 6月17日

ドアtoドアで20時間の移動、さすがに疲れたのか、たっぷり大寝坊の朝を迎えた。

こちらの体調を察したのか、窓の外では激しい雷が鳴り響いている。
まもなくスコールが窓を叩きはじめるだろう、今日はゆっくり過ごしなさいという空のご配慮だ。

リビングに来ると「疲れとれた? 朝食食べる?」と友人の奥さんに声をかけられる。
友人は朝からガイドの仕事で出かけている。
ことによるとこれを読んでいるアナタのツアーを日本語流暢な彼が担当したことがあるかもしれない。

起きてすぐにご飯をかきこむことができるのが特技の一つ。
そのメニューがかつ丼だろうとカレーライスだろうとおかまいなしのタイプなので、
「食べる、食べる」と彼女の呼びかけに乗っかった。
(写真は「酿豆腐(Yong Tau foo)」、朝食とは別のものね)

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シンガポールは朝の動き出しがゆっくりだ。

街の商店は11時ごろにおもむろに店を開けはじめ、
「ホーカーズ」と呼ばれる出店の食堂も昼前になると動き出しはじめる感じ。
モチロン、働いている人向けに朝一番でトーストとコピー(コーヒー)を出す店は仕事をはじめているし、
朝の時間だけ営業して、昼前には閉めてしまうお粥の店なんかもある。
なかには夜中にならないと開かないシンガポール版「深夜食堂」なんてものあったりして、なにしろ形には縛られていない。

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子供が生まれたばかりの友達夫婦には彼女のお里、
ヴェトナム・ホー・チ・ミン・シティからお母さんが子守役として来星していた。

そのお母さん手作りのヴェトナム料理が朝食メニュー。
シンガポールにいるのに「ヴェトナムの家庭の味」満載、
特に「大根の炊いたん」がテリッテリの輝きで濃い口の味がウマイ、
煮つけとかでなく、まさに「炊いたん」って感じなのだ、
こいつの煮汁をポロッポロのタイ米の白ご飯に染み込ませると悶絶モノ、ああ、すぐにおかわりください。

ホントに声に出して悶絶していたら、お母さんがやけに喜んでくれた。

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歓びの朝食を味わっているとスコールが激しく窓を叩きはじめた。
TVでNBAファイナルをチェック、ゴールデンウォリアーズがシャンパン・ファイトの歓喜に。

歓喜ののち、「出かけるけどどうする?」との問いかけ。

リビングでゴロゴロしていても仕方がないので、荷物番として同行することにした。
ベイビーをバギーに乗せ、奥さんとお母さんとともにMRTで隣駅の『Sengkang』(センカン)へ。

外はスコールが蛇口をひねるかのようにピタッと降り止んでいて、午後のきつい日差しが水たまりを照らしていた。

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シンガポールはショッピング・モールはモチロン、歩道や公共施設でもバリア・フリーが徹底している。
特にMRTは万全でどこにもかならずエレベーターが備わっていて、ホーム・ドアもほぼ整備されている。
バギーを押していても歩行者に嫌悪されることはないし、行く手に困ることもない。(写真5、左隅のガラスがエレベーター)

この辺りの社会インフラはカンペキ、小さい国ならではの強み。

ちなみにMRTの車内ではドアのすぐ横の席がすべて優先席、
日本だと人気の「特等席」はカラフルに色づけされ、混んでいても健常者で座る人はホトンドいない。
とくに妊婦さんがいると誰もが率先して席を譲る、たとえそれが優先席でなくても、だ。
こういう情景を見ると、日本がいかに奇異な国か、思い知らされたりするんだよなあ。

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センカンは駅隣接の大きなショッピング・モールを有していた、さながら駅ビルですね。

このモールでキッズ・ショップを探し、よだれかけやおしゃぶりなどベイビーのアイテムのお買い物タイム。
普段、踏み込まないようなエリアなので、これはこれで楽しいのだ。

「乳母車じいや」がバギーを押すので、ママはゆっくり買い物してね。


MRT Sengkang

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Fly to SIN via KL @Singapore [Singapore]

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―DAY1― 6月16日

10時のフライトに合わせ、神奈川の南から成田の第2ターミナルを目指した。

赤い電車は始発に近い時間に1本だけ「成田空港直通」というやつを走らせていて、
乗り換えなく成田空港にたどり着くことができる、ただし2時間半座っりっぱなしになるが。

今回は2015年プロモーション・チケット第2弾、
AirAsiaXでシンガポール里帰りでございます、故郷じゃないけど。

チケットの総額は25,770円、空港使用料が5,000円ほどなので、
シンガポール往復が2万円台でございます、プロモーション・チケットさまさま。

LCCなので成田にこの年の4月、オープンしたばかりの「第3ターミナル」を使うことになるのかな、と期待していたら、
エア・アジアは2タミに据え置かれたようで、例の半分外に押し出された間借りのような「Nカウンター」のまま。
まあ、2タミならカードのラウンジが使えるので、これはこれで悪くない。
(結果、「3タミ」は来年3月まで利用機会がなかった)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB07H9R_Y5A400C1MM0000/ 第3ターミナル開業・日経新聞

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フライトはこんな感じ、安いチケットなのでKL経由はしかたなし。

16JUN D7529 NRT 10:00/KUL 16:25
16JUN AK721 KUL 19:50/SIN 20:50

29JUN AK720 SIN 21:20/KUL 22:30
30JUN D7528 KUL 00:45/NRT 08:45

搭乗口は70番ゲート、ご存知、1フロア降りたところにあるバス搭乗用のゲートですな、2タミだけどバス搭乗。
慌ててバスに乗り込む意味もないので、一番最後に乗り込んでいく。

搭乗口に並んでまで早く乗りたがる人が多いが、あれはどういう理由なんだろう、といつも考えている。
早く席に着いて荷物入れを確保したいのか、ロビーにいても免税店にお金を吸われるだけなので逃げ出したいのか。

ウェルカム・ドリンクを出してくれるCクラスなら話は別だがいつも搭乗は最後の方、
これだと自分の隣がエンプティなのかも見極めがつくし、
バゲージの入れどころがなければCAを呼んで預かってもらえばいい。
なのでギリギリまでラウンジに居ることにしている、ただし成田の2タミではそうはいかないけど。

最後に乗る必要もないぐらい、機内はガラガラでした。
乗客数は1/4ぐらいだろうか、6月に旅する物好きは少ないよね、ここに一人いるけど。
「さすがロー・シーズン」と思いつつ、2-3-2の真ん中の真ん中席を確保し、
7時間のフライトを横になって過ごした、ご存知「プアマンズ・ファーストクラス」デスネ。

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クアラ・ルンプール(KL)の空港には定刻通りの16:25に降り立った。

KLの街には来たことはあるが、空港利用は初めて、知らない空港はちょっとばかりテンションが上がる。
なにせマレーシアには陸路から行く経験ばかり、
KLやマラッカにはジョホール・バル(JB)を経由してバスで行くもの、と思い込んでいる。
マレーシア初の空港利用となるとコタ・キナバル(KK)だったのでゴザイマスな、これが。
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2014-09-26 (ボルネオ紀行)

KLIA(Kuala Lumpur International Airport)は成田空港と似た感じで
離れたところにKLIA2という新ターミナルを有している。
このターミナルはLCC専用でKLを本拠とするエアアジアが造った、といってもいいシロモノ。
窓の外には基地のようにエア・アジアの機体が連なっており、今回は当然、この広くて新しいターミナルの利用だ。(写真2)

だだっ広いKLIA2をうろつきながら、「Priority Pass」で使える『PLAZA PREMIUM LOUNGE』を探索。

KLIA2にある3ヶ所のうちのひとつにたどり着き、シャワーを浴びて目を覚まし、
軽食で元気を取り戻し、乗り継ぎ待ち。
食事の出ないLCCでもラウンジで充填できるならフライトもそんなに悪くはない。(写真4)
コーヒーを飲み、メールチェックしていると3時間の乗り継ぎ時間もアッという間に過ぎていく。

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19:50、定刻通りにKLを出発、人の行き来が激しい両国だけあって、今度の機内は満席だ。

ビッチリ人を乗せた機体はジャスト1時間でチャンギに降り立った。
制限区域でないランドサイドにある「The Haven by JetQuay」に入り、泊めてもらう友人や古い馴染み電話を入れた。
ここチャンギ空港は世界的にもめずらしい「到着時にも使えるラウンジ」が存在するのですね。
モチロンここも「Priority Pass」で利用可能。(写真5)

シンガポールの場合、空港から市内までタクシーで30分ほど、1,500円ぐらいで行けてしまう、
MRT(地下鉄)でも小一時間でたどり着くので、ラウンジ利用は大して重要ではないだろうが、
これから友人宅まで市バスで小一時間、重ねてLCCで飛んできた、というのがあり、使ってみたのです。
フライトで乾燥しきったカラダに水分補給、赤道に近い国での暑さ対策に水分充填、ラストにエネルギー補充。

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ラウンジのテレビがこの日、埼玉で行われたワールドカップ・アジア2次予選の日本戦の結果を告げていた。
「小国シンガポールが日本からスコアレス・ドローを『勝ち取った』」とコメンテーターは興奮している。

その画面を観ながらラウンジを後にした、日付が変わる前に友人宅につけそうだな、と思いながら。


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話題の商品がお得に試せる【サンプル百貨店】

出発前の空港、みなさんはナニして過ごしていますか?
免税店をウロウロ? カフェでセカセカ? 搭乗ゲートでイライラ?
「格安航空券」だろうが「LCC」だろうが、
各空港のある『ビジネスクラス・ラウンジ』でゆっくりビールやワインなんていかが?
【プライオリティ・パス】があればそれが可能、情報詳細は↓コチラをご覧ください。
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2010-03-17

「カードの年会費10,800円は高い!」と思うかもしれませんが、
『ビジネスクラス・ラウンジ』の利用料は1回US$30ほど。
1度の海外旅行で日本出発時に1回、帰国時の空港で1回、往復2回ラウンジを使えるわけですから、
年間2度、海外旅行に出るとすでにモトは取れてしまいます。
空港によっては国内線でもラウンジ利用可能ですから、帰省時や国内旅行でも便利!

そのほかに「トラベルコース」を選べば、年2回の『手荷物宅配サービス』が付帯しますので、
単純計算で1,500円前後x2回分が浮いちゃいます。
国内も海外も旅行にこの1枚 さらに今なら入会時にポイントプレゼント、
初年度はこれだけでも会費を補えるので、試しに使ってみるのもアリです。
カードには最高5,000万円の『海外旅行傷害保険』&『国内旅行傷害保険』が付帯するので、
不安が多い海外旅行でも安心ですね。

実際に利用した各都市空港ラウンジの報告記はこちらのリンクから!
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-05-23 バンコク・スワンナプーム(BKK)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-08-16 マニラ・ニノイ・アキノ(MNL)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-08-20 シンガポール・チャンギ(SIN)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-10-13 ヒューストン・G・ブッシュ・インターコンチネンタル(IAH)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-11-09 デンバー・インターナショナル(DEN)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2014-05-06 ソウル・インチョン(ICN)
http://delfin3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-21 香港・チェクラップコク(HKG)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2015-09-29 アブダビ・インターナショナル(AUH)


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