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Next Bed @Kuta [Indonesia (Bali)]

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-DAY2- 8月30日

深夜便のイキオイをそのままに、エアコンを効かせたホテルのベッドで昼前まで眠りこけていた。

チェックアウト時刻の12時直前に起き出し、熱いシャワーを浴び、目を覚まし、
荷物をまとめてからフロントに向かい、親父さんにアイサツし、宿泊代金を支払った。

「次はドコに行くんだい? また来てくれよな」

「クタのホテルです。ありがとう、深夜に助かりましたよ」

そういって実は宿のオーナーだった親父さんと握手して別れた。

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門を出ると狭い路地には住宅が連なっていた。
昨夜は暗がりでなにも見えなかったのだが、日本の住宅街と同じように垣根や塀が繋がっている。
ただしそれが目線まで高いので、迷路感が強い。
その狭い路地の角で小さな店が商いをしていて、これまた小さな軒先には雑貨が並んでいた。
ただ生活用品ばかりで、朝飯によさそうなものは置いてない様子だ。

「ねえ、大通りってドッチ? タクシー探してるんだ」

退屈を絵に描いたような表情をしている店番のオニイチャンに尋ねる。
英語に戸惑っているようで「Teksi、Teksi(たくし)」(タクシーのインドネシア語)と言い直すと、
無愛想に路地の向こうを指さした。

「てれまっかしー」」

これまたインドネシア語で礼を告げ、指さした方向に歩くと広い通りにぶつかった。
洋品店が連なる通りを歩くと、バイクタクシーの連中が休んでいるたまり場があった。

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「ねえ、ココまでいくら?」

そういってプリントアウトした次に泊まるホテルのマップを若いニイチャンに見せたが、
要領が掴めないらしく、奥にいるらしい先輩オヤジを大声で呼んだ。

「#%$XXX@*+~~」

コイツ、ココ、イキタイ、ラシイ、的なことを告げている。

「そこなら10万でどうだ?」

「あ、今、現金ないんだよ、コレしかない。10万ならやめておくわ」 

そう言って右ポケットの中身の4万Rpを見せた。
両替した25万Rpからバイタク代4万+ホテル代15万を払い、手元には6万しか残っていない。
もちろん左ポケットに2万残している、一文無しで水も買えないのはヤバすぎるのだ。

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「じゃあ、それでいいから乗りな」

先輩オヤジは若者に道順を教えているようだ、う~ん、わかってるアンタに行ってほしいんだけど。
荷物を背負い直し、差し出されたヘルメットをかぶり、バイクの後ろにまたがる。
ハイウェイのような大きな通りを経て、川沿いの小道に入ったところで止まり、
道行く人に尋ねている、やっぱりキミ、ワカッテナイのね。
どうやら遠くないらしく、また走り出すと数ブロック先で広いホテルの駐車場に降り立った。

「さんきゅ。チップ込みであげる」

予想以上に早かったので両替時の端数の小銭もまとめて差し出した。
若いニイチャンは礼をいうでもなく走り去っていく、若いってそういうものだよなあ。

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「ブッキングしていたものですけど、チェックインを」

ガラスの扉をあけると、強烈なエアコンが切りかかるかのように襲ってきた。
13時前とチェックインには早すぎたが、かまわずレセプションのスタッフに問いかけた。

「パスポートを。それとチェックインの際には『デポジット』と先に支払いが必要だわ」

「今、現金がないんだ、あとで町なかで両替するつもりで。パスポートを預けるのじゃダメ?」

「ダメなの。先に支払いが必要なの。じゃあ、両替する? 両替屋呼んであげるわよ」

ホテルでは外貨両替はしていないらしく、代わりに知り合いの両替屋を呼んでくれるようだ。
ひょっとするとホテル並みの悪いレートでボッタクられるのかなあ、などと想像を膨らませつつ、
差し出されたウェルカム・ドリンクを遠慮なくおかわりし、バイクで帯びた熱を冷ましていた。

「部屋は用意できているわ、希望なら入れるわよ」

ありがたい情報をもらい、両替屋を待つ。
5分ほどでガラス戸の向こうにスクーターが止まり、ヘルメット姿のままのアンチャンが入ってきた。

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「日本円のレートは?」

「(一万円で)126,6万Rpです」

空港が12,5万だったのでそれほどヒドイレートではないが、宿代だけに留めておくことにした。
(その後、クタのもっともレートのいいところで12,8万だったのでそれほど悪くないことが判明、
考えてみたらボッタクるならホテル・レートで両替設定したほうが手っ取り早い)
そんな感じで滞在中は「13万Rp=1,000円」と考えて暮らすことにした。

「じゃあ、3千円だけ、少なくて悪いね」

千円札3枚を差し出すと手元には38万Rpがやって来た、
ホテルは2泊で37万Rp(一泊1500円弱)なのでそいつをそのままスタッフに支払う形。
ちなみにこの値段で朝食付き、シャワー・トイレもついてますぜ。

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「デポジットは日本円でもいいかな?」

かまわない、というので1万円札を預けることに。
備品盗難や国際電話かけ逃げを防ぐために「デポジット(預り金)」を取るところがあるが、
通常、このお金はチェックアウト時に戻されるので出発前だと現地通貨が余る、という現象が起こる。
ウラワザとは言い難いが、日本円で預けてしまえばこの難点は解消されるが、
額が大きくなるので、戻してもらうのを忘れると大きな痛手デス。

部屋のカギと朝食券をもらい、部屋を案内してもらう。

「朝食場所はフロント脇のこのテラス(写真4)で。プールはあっちにあるわ」

部屋のある建物はアメリカのモーテルのようにコの字型でドアが外に面している。(写真5)
すべての部屋からパティオが眺められるようになっているようだ。(写真6)
プールは宿泊棟のさらに奥にあり、涼しげな水音を立てていた、モチロン誰もいない。
左の棟の一階のダブル・ルームが割り当てられた、おお~、ホントに1500円かよ、という部屋だ。

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エアコンの効いた部屋でグダグダ寝続けるのもプールでノベノベ過ごすのも悪くないように思えたが、
いずれも午後をツブしてしまいそうなので、踏み止まった。
いつものように荷物だけ置き、カメラバッグだけ引っ掛け、出かけることに。

さあて、まずは腹ごしらえと思ったが、ほぼ一文無しでどうするってのさ。



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