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Lost in Chinatown @Kuala Lumpur [Malaysia (KL)]

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8月頭に更新してから、ブログ更新が2ヶ月以上も疎かになっております。

航空券が高く、出かけないはずの「8月」でしたが、
チェンライ&バンコク行って、ハノイ&ハロン湾行って、と出たり入ったり。
9月に入ってもソウル&プサン行って、とドッタンバッタンしつづけ、
そのツケで10月にはアレヤコレヤと〆切の波が押し寄せてきまして、ブログ更新はすっかりご無沙汰に。

かろうじての「おんたいむ」報告ばかりで、ホントすみません、

2ヶ月以上あいてしまったUPLOAD、
ハナシはいまだ2016年の夏を彷徨っています。
楽しみにしてくださる方などいらっしゃらないかもしれませんが、どうかお付き合いのほどを。

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右も左もわからない大通りに放り出され、カラダもアタマも放心状態になっていた。

立ち尽くすにしてもKLの暑さがそれを許してくれない。
大通りの上を走る高架線を頼りに駅でも目指すか、とアテもなく歩みを進めた。
ただしこちらはスマホ持ちではないので、ナニ駅かわかったとて、という状況に変わりはないけど。

見知らぬ街でこういう状況に陥った場合、大手のホテルに駆け込むのが正着デス。
ホテル・ロビーは公共スペースでもあり、大手ホテルなら英語が通じることが助けになるし、
おまけにちょっと歩いただけで吹き出してきている汗を冷やすのにもいいのでね。

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「すみません、道に迷ってます、教えてください、『チャイナタウン』はどっちですか?」

大手ではないが構えの立派なそれらしいホテルのロビーに飛び込んだ。
スマホがない代わりに宿泊先のホテルの地図とアドレスはプリントアウトしてきていた。

「ああ、そこならこの通りを戻って右に折れて南に下って行けば、みつかるよ。これ持っていきな」

「ありがとう、助かります」

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差し出された無料の観光地図を受け取り、ざっくり目標の『チャイナタウン』を目指し、元の道を戻った。
どうやら高架線沿いにテキトーに歩いていたので、反対側に進んでいたようだ。
歩きながら地元民かつ英語が通じそうな人を見つけては、
「『チャイナタウン』ってドッチ?」と尋ねつつ、進んだ。

後で調べて分かったのだが、地図の青丸印を辿っていたらしい。

ただこの「迷子」はこれだけで終わらず、
ヒドイことにホテルサイトの地図がホテルの位置を「チャイナタウン内」と誤って表示していたため、
チャイナタウンのメイン・ストリートでも行ったり来たりし、
あるはずのないホテルを探し続ける、という悲劇は続いた。

うるさい土産店の客引きをあしらいながら、記載の住所、地図にないホテルを求め、
ここでもまた途方に暮れながら歩くことになったのだ。(地図内・紺の丸印)

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この悲劇を解決するには宿に電話入れるしかないな、と思い、
地元の売店オバチャンに公衆電話の在り処を尋ねることにした。
ところがおばちゃんはこちらの問いかけを気にも留めず、手元のプリントを覗き込んでくる。
すると「このホテル、アッチじゃないかしら」と何気ないお言葉。

電話を探すことをやめ、しめされた方向にダメモトで向かってみると、
目指すホテルはあっさりと見つかり、悲劇は喜劇でエンディングを迎えてくれた。

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14時を回った一番熱い時刻に涼しいロビーに転がり込み、ようやくソファーに腰を下ろした。

「探したよ~」とチェックインの手続きをしながら、地図が間違えていたことを伝え、カギをもらう。
フロントの女性によるとホテルサイトの地図情報はホテルで設定するわけではないらしい。
ということで、サイトの地図は間違えていることが多々あるので、電話で尋ねるのが得策、
結果的にはおばちゃんに助けてもらったので、電話してないけどね。

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2階に上がり、部屋を開け、デイパックを置く。
シンプルで質素なシングル・ルーム、施設全体は清潔で共用のシャワーやトイレも快適そうだった。
目論見通り、キレイで新しい。
そう口コミもまだ上がってないぐらい新しい宿を探したのだからね。

誰もいないフロア、ひとまず歩き過ぎてかきまくった汗をシャワーで洗い流し、
シャツを替えると、カメラバッグだけを手にし、いつものようにすぐに出かけることに。

腹はペコペコ、ノドはカラカラだったが、シャワーが少しばかり意欲を回復してくれていた。

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まずは遅めのランチ、土産物屋だらけの『チャイナタウン』のメイン通りを外し、路地へ入り込む。
食堂に先客がいたのでそこに決めた、まずはナニか入れないことには。

「ワンタ~ンミ~ン! ドライで。麺はこれで」

店先のガラスケースの麺を指さしながら、店員にそう告げ、空いているテーブルに腰を下ろした。
すぐ横に排水溝があるような路地裏、アジアに居ることをあらためて感じさせてくれる情景。
こういうなにげなくどうでもいい瞬間が好きで、旅をしている気がする。(写真8)

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ここでも繰り返し書いていますが、シンガポールやマレーシアでは麺の注文にコツがある。
「スープ」はオーソドックスな「ラーメン」スタイル、
「ドライ」は茹でた麺に和えて皿に盛られてくる、いうなれば「つけ麺」スタイルですが、
スープにはつけず、どちらかというと麺にかけてほぐしながら食べます、コレ。(写真1)

フィットチーネみたいなきしめんみたいな幅広麺がうまい、6,5RMで遅めのランチ終了。

燃料切れになりかけたカラダにエネルギー充填、俄然、街歩きの意欲が沸き、
露店で買った「豆腐花」(1,7RM)を片手に、食後のデザートを頬張りながらあたりを彷徨った。

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日が傾きかけた頃、市バスに乗り、『ミッドバレイ』へ。

ソウルのホステルで知り合ったマレーシアンの友達と「ご飯食べよう」ということで、
街なかの大型ショッピングモールで待ち合わせ、再会の夕餉、というわけ。

「ナニ、食べたい?」

「食べたいのは旬のドリアンだけど、まあ、それは夕食じゃないよな、ジョークね。
 高級料理よりも普段食べられないローカル・フードがいいなあ」

彼女はおいしいものに詳しい友人を引き連れての登場、彼の運転する車内でナニを食べるかを算段、
するとドライバーの彼はこちらが「ドリアン」を食べられることに驚いている。

「この人、シンガポールに住んでいたのよ」

「アラマ~ でしょ?」(マレー語で「alamak」、日本語と同じ感嘆詞)

彼女の話に合わせ、マレー語で驚いてみせると大いにウケた。
「日本語と同じ意味なんだよ」と説明するとマレーシアの人にはテッパンで受けます、コレ。

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「じゃあ、『客家料理』はどう? そのあと『ドリアン』も食べに行こう!」

旅先でテーブルを囲む相手がいるのはうれしい喜び、一人旅の悲哀が一瞬で消し飛んだ。



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